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▼バラード:詳細

バラード

バラード
ジョン・コルトレーン(アーティスト), マッコイ・タイナー(演奏), ジミー・ギャリソン(演奏), レジー・ワークマン(演奏), エルヴィン・ジョーンズ(演奏)

▼クチコミ情報

・「夜の音楽
FM東京等で、酒場を舞台にした音楽紹介番組なんかをやっていますが、オープニングでこのアルバムの1曲目がかかることがあります。

・「万人に愛されるバラード集
トレーンの残した録音には「アセンション」の他には失敗作はない。では、トレーンの代表作はと聞かれたら、「至上の愛」「アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」「ブルー・トレイン」「ジャイアント・ステップス」等々が挙げられる。しかし、一番人気のある作品は、となると、この「バラード」をおいて他にはないだろう。これに続くのが「ジョニー・ハートマン」だったり「エリントン」だったりするのは、多くのファンが音楽に癒しを求めているからだろうか。確かに「チェイシン・ザ・トレーン」のような音の洪水の後で、「セイ・イット」を聴くとほっとするというのは人情というものではある。思えば、初リーダー作「コルトレーン」(プレスティジ)の「ヴァイオレット・フォー・ユア・ファーズ」で近代的なバラード演奏を確立したときから、トレーンはバラード演奏の名手だったのである。

・「バラード
これぞ コルトレーン !!!! これを 聴かなくては コルトレーン は 語れません ! マッコイ・タイナー 他 サイド メンモ 最高です ! 絶対 ジャズ 好きは 手元 に 置いて おいてください !!!

・「疾走しないコルトレーン、究極のバラード
ジャズ・ファンなら誰でも知っている逸話だが、このアルバムのレコーディングの時期、ジョン・コルトレーンはマウス・ピースの調子が思わしくなく、いつものようにブロウしまくって疾走するコレクティブ・インプロビゼーションが出来なくなってしまったといわれている。その時やむなくバラードのアルバムを3枚レコーディングすることとした。それが本作と『ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン』そして『デューク・エリントンとコルトレーン』だ。これがとてつもない名盤を生む。ジャズの歴史の中にはこういう逸話は数々あって、有名どころではキース・ジャレットが最悪の体調と最悪のコンサート・ホールで残した『ケルン・コンサート』、自宅療養中に自宅でレコーディングした『ザ・メロディ・アト・ナイト・ウイズ・ユー』がある。そういうふうに何か不具合である時の方がミュージシャンはいつもにない力を見せてくれるものなのかもしれない。このアルバムは是非ともクリスマス・イブに彼女と聴いて欲しい作品だ。続けて『ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン』を聴くのもいいような気がする。ロマンチックなロマンチックなアルバムだ。ひたすら自らのジャズ道を求め極めようとするジョン・コルトレーンの楽器トラブル故の、ほっとして強さが脱けたテナーの優しい響きは何ものにも変え難い魅力で一杯だ。ジョン・コルトレーンのバラードのアルバム『バラード』、『ジョン・コルトレーンとジョニー・ハートマン』そして『デューク・エリントンとコルトレーン』を聴かずしてジャズを語るべからずだ。

・「コルトレーンの入門編 寛ぎのバラード
コルトレーンが好きになれないという人は、あまりにシリアスで求道者のようなトレーンについていけない、というのが大方の理由であろう。僕自身も、「至上の愛」や「アセンション」といった大真面目な彼の諸作に敬意を払うものの、聞くのにはなかなか根性がいるので、ついつい遠ざかりぎみだ。それに引き換え、バラードは最もポピュラーでやさしく迎え入れてくれる入門編としての格好のアルバムだといえる。セイ・イットなどはCMで使われコルトレーンを知らない人でも耳にしたことがあるはずだ。ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ、ホワッツ・ニューなども歌心いっぱいのテナーが語りかけてくれ、ウイスキーかブランデーでも飲みながら一人静かにバーでたたずんでいたくなる風情である。しかし、コルトレーン本来の迫力や精神性の高さからいえば、クレッセントやバードランドでのライブと比べるとやや落ちるのかもしれない。ここでは、マッコイ・タイナーもエルビン・ジョーンズもカクテル・ラウンジでフォーマルに蝶ネクタイで決めて演奏しているような品のよさだ。ここら辺がこのアルバムの評価の分かれ目で、コルトレーン派を二分する踏み絵のような存在なのかもしれない。ジャイアント・ステップスやインプレッションといった漸進的な作品から、後退するかのようなバラードを進化論的に見るとマイナスなのかもしれないが、再び高みに挑む前のしばしの休息と捉えれば、あながち否定できないのではないか。激しく真摯なコルトレーンの優しい一面を見る寛ぎのバラードは、ジャズの人間くささや多面性を垣間見せてくれる。

・「きれいでいい録音だとはおもうけれど・・・
評判の高さに、期待一杯で聴いたのだけれど、私には皆さんが名盤と絶対視するほどの録音には思えなかった。コルトレーンの名前の大きさにやや過大評価の感がしなくも無い。むしろ聴いているとマッコイ・タイナーのピアノの良さが浮かび上がってくるし、なんだかコルトレーンは乗れていないのでは・・。もう何度か聴き込んでいけば良さが実感できるのかも知れないが。

・「ジャズ史上最高永遠のサックス演奏のバラード名盤
うーん。最近いろんなサックスバラード作品が発売されているが、これに勝るものなし。好きな人にお別れの挨拶品として、また好きだった人を思い出している人にもおすすめ。コルトレーンの好きだった人(たぶん前の奥さん)へのやさしい気持ちがよく表現されていて胸がいっぱいになる。

これを聴いたら「transition」に入っているディアロードを次に聴くべし。

・「止まった時間の中で
町内会の大掃除から帰ってきたら届いてました。ハルゼミの声が響いてくるリビングで、ビール片手にさっそく聴いてみました。コルトレーンは初めてに近いので何がどうだとは言えませんが、メロディが透明な空気の中に滑り込むように溶けては消えていく感じです。なんだかいろいろなことが思い出されて、そのひとつひとつがくっきりと浮かび上がり、今という時間の中で自分が蘇ってくるのが実感できました。ひさしぶりに良いものに出会った出会った気分です。

・「夜、ウイスキーを片手に
コルトレーンと言えばすぐに「ブルートレイン」や「至上の愛」が思い浮かぶが、コルトレーン・ファンに一番聴くアルバムは?と尋ねると、この「バラード」と答えるファンがほとんどだろう。いつもの高い音色で狂気を感じさせるようなコルトレーンではなく、朗々と吹く。それでいて「ムード音楽」にはなっていないところが素晴らしい。「名盤」とはこのアルバムのためにある言葉だ。夜一人でウイスキーのグラスを片手に聴くと、あまりの美しさにタメ息が出る。コルトレーン嫌いだってこの一枚は絶賛するはずだ。(松本敏之)

・「美しいバラード演奏が聴ける名盤です
コルトレーンというと、真っ先に、激しくブローする姿が浮びますが、バラードにも数多い名演を残しています。これは、そのようなバラードのスタンダード曲のみからなるアルバムで、人気投票をすると、JAZZ全体のTOP10、コルトレーン物の中ではTOP1になることが多いアルバムです。

コルトレーンのバラード演奏の特徴としては、哀しいバラードになるのではなく、ロングトーンを活かした美しいバラードに仕上げるということでしょうか。また、pのマッコイターナーを始めとして、bのジミーギャリソン、dsのエルヴィンジョーンズもコルトレーンのSAXを盛り上げる渋い味を出しています。

聴き応えがあるだけでなく、スタンダード曲が多く、聴き易いアルバムでもあり、これからJAZZを聴きたいという方にもお奨めのアルバムです。

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