Trapeziste
Kahimi Karie(アーティスト), H.Meilhac(その他), Katerine(その他), L.Halevy(その他), Koki Takai(その他), Tomoki Kanda(その他), Kanda Tomoki(その他)
● アイドル
● 「俺、英語わかんかないから、邦楽だけでいいっすよ、もう。」と声高らかに。
● 美鮭/Beautiful Jacket Collection.~雑多日和~
● ヒントでピント
● フワフワする音楽
● ふわーん(音)
・「前衛芸術カヒミ・カリィの4作目」
エレクトロニカの浮遊感とフリージャズのグルーヴが複雑に構成された傑作です。その音はまるで荘厳な夢に誘われるよう。深遠で激しいものを表現する両音楽の性格が最大限ラジカルに鳴っているんです。例えばエレクトロニカの序曲ではさながら宇宙遊泳のように光と闇が交差し、深遠で大きなサウンドトリップをみせれば、フリージャズの2「Trapeziste」では一気に大地から熱が湧き出て、開放的なホーンセクションが幾重にも噴出し奔放に鳴り渡ります。この2曲の流れは圧倒的な音の洪水で当にカオス。しかしこの中に凄まじい増幅感を感じられるのが今作のおいしいところです。一方3「About The Girls」でのパジャマと女の子の話や6「Lexie」のウイスパーボイスが前に出る静的な音楽では、メロディのかわいさや官能もあります。ですがそこにも細部に施された奥行きある音作りが、今作の一貫したカラーを常に感じさせ隙がありません。コンセプト作品らしい連続性を持ちながら静と動、光と闇がどんどん押し寄せてくるサウンドでした。
他方今作は円環状に巡るトータル作品の展開を持ち、詩人としての彼女の才能が読解の大きな鍵になってきます。例えば10「Kinski」とは菊地成孔氏によれば怪優と呼ばれた、破天荒な俳優クラウス・キンスキーに象徴された醜悪な父であり、少女が今作の夢から目を醒ました前にそびえる不気味な存在だと言います。つまり序曲の詩で台風のように全てを奪い去っていった男こそ父だったというわけです。更に重要なのはヒロインが2では忘れたいと想いつつも1などで父は希望を残していった等と父を肯定する点です。そして10の詩ではミサ曲のような讃美や従属性を歌うんですね1番だけを。その精神は虐げられる子供特有の無防備さなのです。夢の中であるどの曲にも父の影がのびてくるのですから、今作のコンセプト性は非常に高い完成度をもっています。
・「宙を漂う」
精神の外側へ向かう強い風、内面へ向かう強い風。それらの合間で漂うかの如き空中ブランコ。
2000年の連続リリースでの馴染めなさは吹き飛び、再びカヒミの歌声に惹き込まれていました。
聴く者の心をも巻き込む強い風。
・「デビッド・リンチにとってのジュリー・クルーズか」
日本のジャズシーンの突出した部分と、日本なりのエレクトロニカ・クリエイターの遊び心が、このようなアルバムに結実してくれて大変うれしい。Kahimi Karieはその後も、ジャズやノイズのアーティストから、いろいろオファーを受け続けている。いったい彼女の何が、彼らをそう突き動かすのか?彼女は、デビッド・リンチにとってのジュリー・クルーズのような存在なのだろうか?
・「賛否両論!!」
以前の曲の方が好きだったという人にはどう感じられるか分かりませんが 個人的には全体的にうまくまとめられておりniceでした。今作を買った当初は私自身も以前の曲が好きだったので今作はちょっと残念感....もあったのですが全体の内容のよさに合格です。ただ、やっぱりmomusやkaterineなどのお馴染みのメンバーの曲も歌って欲しかったですね。よって☆4つ!!
今作はずっとkahimiを聴いてる人以外に 聴き始めの初心者さんにもオススメです。このレベル位のkahimiを聴き始めるturningが合う人には鳥肌物でしょう!!
・「期待が実現した作品」
かつては渋谷系などと言われるお洒落な音に小奇麗な言葉をまとって登場したグループはいくつかあった。
そんな渋谷系も、ピチカートの活動停止が示していたように一つのムーブメントとしてすっかり行くところまで言ってしまった感がある。彼女はよく「渋谷系の歌姫」などといって取り上げられたものだ。
正直、90年代末期辺りの頃は彼らの活動もすっかりなりを潜め、偉大なるマンネリズムなどとも形容されファンも固定化されたに見えた。カヒミに関しても同じような感想をもっていました。
しかし「MY SUITER」でおぼろげにみえた期待がまさかこんな形で実現されるとは思ってもみなかった。それほどに今作は今までの彼女のイメージを払拭し新しい段階へ彼女が堂々と踏み出せた意欲作だと思う。
一言でいえば確かに「ラジオのように」を模して作られているようだが、あの奇跡のような作品を真似したところで到底出来るものではないし、そのことよりも彼女が果敢に新しいコンセプトに挑戦し成果を出し、リリースに至るまでの努力は並大抵ではなかったと思う。
確かに歌唱は今回取り立てて大きな成長はみられないが、もし音楽を全ての要素の構造物と見るならばこれほど感銘を受ける作品はめったにない。
ちなにに「MY~」は今までのファンも安心して聞ける名作です。
・「Kahimi Karie Trapeziste」
Hi! To all Kahimi's fans.
I just got this album two days ago, and ....I LOVE IT!!!
It's the best Kahimi's ablum after her "sliver ablum"- larme de crocodile.
- Fine Analog Pop melody {3rdsong } + - American northwest {e.g.seattle}Jazz + - Latin/Tropical Jazz drum beat + - Chaotic Jam Section {2nd song}- French acoustic swing Jazz.
...and as 10 years ago, with the lovely Kahimi's voice.
This really a Grown-Up album of Kahimi. Truly a highly sophisticated with 100% great musical Jazzy stylish finish! You'll have the after taste of fine coffee or Apple Martine after every song.
I esp. love the song from 4-10.
Bobby K.C.Wong {Las Vegas}
・「期待ほどでは、、、」
「クロコダイルの涙」あたりまでは好きでしたが、以降は興味がなくなってしまいずっと聞いていませんでした。歌唱力の裏付けのないウィスパーボイスの限界を感じてしまい、、、久々に「トラペジスト」のプロモを見て、「今度はいいかも?」と思い購入しました。フリージャズっぽい音に意外と声が合っていて、違和感はありませんでしたが、ジャズ好きなので物足りませんでした。フランス語も、何年も暮らしているのに全然発音が上手にならないのはどうしてなのでしょう?
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