・「捨て曲無しの名盤」
デッドを有る一面のみで判断するのは困難ですが、単純に楽曲単位で名曲がつまっているこのアルバムは傑作といっていいでしょう。スタジオ作のなかではトップクラスの出来。
・「グレイトフル・デッド・リマスター盤レビュー (5)」
70年6月発売の本作はデッド初のゴールド・ディスクに輝いたヒット作。前作の『ライヴ・デッド』でのインプロヴィゼーション主体の演奏から一転し、ルーツに回帰したようなフォーク、カントリー路線は当時から賛否両論で、そのあまりにもゆるい演奏には批判的な意見も多い。明らかにCSN&Yの影響を感じられる1曲目の「アンクル・ジョンズ・バンド」や、その後のライヴでも定番ライヴ・レパートリーである「ケイシー・ジョーンズ」といった代表曲は必聴だが、残念ながら、他の曲ではライヴでのテンションの高さはあまり感じられない。ボーナス・トラックは、アルバム収録曲のライヴなど7曲収録されているが、注目は、長い間デッドの未レコード化曲として有名な「メイソンズ・チルドレン」のライヴ。隠しトラックとして、アルバム発売当時に流れたラジオCMが入っている。
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