● まいコレプログレ
・「音質もあがりお買い得だとおもいます」
90125でイエスを知りBIG GENERATOURで興味を持った学生当時の私が中古でジャケットの面白さに引かれ購入した思い出のある1枚です。「不思議なお話を」のメロディの美しさとAWAKENでのオルガンの美しさ。そして何よりハウのギターの虜になった「世紀の曲がり角」。当時この1枚を機にイエスの過去の作品をコレクションするきっかけになった1枚でした。それが今お手ごろな値段でしかもリマスターです。今からイエスを好きになって集めようという人がもしいたら幸運だな〜と思ってしまいます。音質的には自分の所有するシステムはそんなにいいものではなく、ドンシャリ傾向の強いものですが、一つ一つの音がクリアになってますし、なにより今まで主旋律に隠れてた細かい音がかなり再現されてるように聞こえます。AWAKENの鈴の音あたりも細かいとこまで聞こえてきました。アランのドラムの音なんかもはっきりしてと、なんか細かいこと書いてますが全部合わさると分厚い再現になったように思います。過去のCDだともやっとしていた感がありましたがクリアーになって分厚い再現なので、自分としては満足いくものでした。ボーナストラックも興味深いものもありますしこれからイエスを聞く人はこれを買っても悪くはないと思いました。自分もほかの作品でも聞いてみたいと思わせた1枚だと思います。
・「Yes(プログレ)の最後の輝き。」
パトリック・モラーツは自身のソロアルバムが好評だったことにより脱退、代わりにリック・ウェイクマンが復帰、再びシンフォニックな曲調を取り戻した傑作。70年代後半のプログレアルバムとしては出色の出来であり、Genesisの「静寂の嵐」、Renaissanceの「お伽話」、U.K.の1st等とともにプログレ最後の輝きの一つと言えるでしょう。1曲目「Going For The One」は後のポップ化を予感させ、2曲目「Turn Of The Century」ではハウが、3曲目「Parallels」ではウェイクマンが、4曲目「Wonderous Stories」ではアンダーソンがそれぞれ見せ場を作っています。しかし真に語られるべきは5曲目「Awaken」でしょう。アンダーソン自身が究極のYesと認める大曲で、その完成度の高さは「危機」「錯乱の扉」にも劣りません。ハウのギターソロやウェイクマンのパイプオルガンなど、今までの集大成のような一曲でこの一曲だけでお腹一杯になれるはずです。Yesファンだけでなく、全プログレファンにお薦めの一枚。
・「美しいイエス」
「危機」「こわれもの」「サードアルバム」に次ぐ傑作がこの「究極」だと思う。従来の楽曲に比べ繊細な音が並ぶ。特に「不思議なお話しを」はジョンアンダーソンのエンジェル・ボイスが最大限生きていてとても切なく美しい。このリマスターによってさらに音が洗練されて、おすすめできます。
・「音楽の志向性を実感させる一枚」
イエスにリック・ウエイクマンが帰ってきた! というのは当時ファンにとって喜ぶべき出来事だった。そして、スイスで録音されたパイプオルガンの演奏も彼の面目躍如の、シンセサイザーを駆使したプログレロックは詩もメロディも透明で力強く、イエスの持つ神話的な世界を十分に構築し、音楽の志向性という概念を意識させる内容だった。 メッセージ性、メロディライン、チームワーク共に”GOING FOR THE ONE”というアルバムタイトルを際立たせた演奏である。ご堪能あれ!
・「駄曲なしの傑作」
従来のYesに比べて美しいメロディー・ラインの曲が多いとともに、タイトなリズムが特徴的なアルバムである。このアルバムの凄いところは一曲として駄曲がないことである(Additional Trackはその限りではないので念のため)。このアルバムを聞いたとき、昔ながらのファンは一曲目のリズム・カウントとスライド・ギターに面食らいつつ、新しいリズム・フィギュアに驚き、2曲目以降の美しいメロディを聞いて安心し、最後の"Awaken"で感動のピークを迎えるはずである。緊張感という観点では"Close to the Edge"には及ばないが、Yesのキャリアの中でも優れた出来を示す傑作。
・「ウェイクマン大活躍」
イギリスを代表するプログレバンド、イエスの7th。1977作邦題は「究極」。2003年度リマスター盤。ボーナス7曲入り。ジャケもロジャー・ディーンからヒプノシスに変わり、音の方も若干ポップになっている。復帰したリック・ウェイクマンのキーボードが大活躍で、リマスター効果も手伝って、チャーチオルガン、ピアノの音色もとても綺麗。スティーブ・ハウのギターも冴え渡っており、全体的にバンドとして、もはやプログレ云々の呪縛から解かれたような、伸びやかさが音に現れている。演奏と楽曲のバランスという点では、最も良いアルバムといっていいかもしれない。ボーナスのリハーサル音源やデモバージョンも興味深い。
・「こんな録音あったの?」
私は、今まで、いわゆる”リマスター版”という物を買った事がありませんでした。しかし、今回、初めてこのアルバム『究極』の2003年版リマスター盤を買って、とても良かったと思いました!イエスはとても好きなロック・グループなので他にも良いアルバムはいっぱいありますが、個人的には一番好きな1枚だったので、買おうという気持ちになったのですが、買おうと思った理由は、ボーナス・トラックに注目したからでした。そして、実際に買ってみて、とてもお買い得だなと思ったのは、①~⑤が今までの物より、音のメリハリが良くなっている様に思える点です。それから、ボーナス・トラックが貴重な録音だったからです。特に⑨~⑫のリハーサルという4曲の演奏が、通常版の①~⑤の荒削りな原形になっているというのは、聞いていてとても興味深く、イエス・ファンの方なら、絶対に買って損はないと思います。
・「貴重な音源」
リマスターの効果はよく分からないのですが、リハーサルの音源は貴重です。ただ、パイプオルガンの音は響きが素晴らしくなったなあと感じました。自分の中では一番好きなアルバムです。
・「新生Yesの道を示した」
低迷していたYesが新たな方向性を示した快作。成功の要因はリズムの重視にあった。流れるようなキーボードにYesの特徴の一つが在ったのだが、ここでのYesはよりタイトなリズムにその特徴を見出せる。タイトル曲Goin' for the Oneの激しさはそれまでのYesからは考えられないもの。リズムとギターのはげしい絡み合いはスリリングそのもの。他の曲もいいメロディーを巧みに表現した佳作である。ただし、Yesはこのアルバムの後、商業主義を前面に押し出した迎合的アルバムを量産することとなっており、現在もそのどん底状態にある。
・「2003年度リマスターで究極度アップ」
過去のリマスター盤では、私のアルバムの評価は最低でした。しかし、今回の2003年度リマスター盤を聴いて印象が180度変わりました。
これまでは音質が悪くて、刺激性の少ない曲だと思っていたものが、きらびやかに鮮やかになりました。特に私が「最低」と思っていたParallelsは、リックのチャーチオルガンが荘厳さを増したこともさながら、「クリスのベースがこんなに遊び心に満ちたフレーズをきざんでいたのか!」と感銘しました。
このアルバムの最大の目玉は、20分超の大作Awaken。前半の激しさもいいですが、中盤の静けさ、ジョンがはじくハープの音にリックがからめるキーボードはイエス至上最高レベルの美しさです。これもリマスターでさらに奥深いものになりました。
今回のリマスターを企画したRhino社に感謝すると共に、第3弾リマスターシリーズの早期発売を期待しています。
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