・「阿呆が道を切り開くのか。」
一聴するとCD早送り再生と勘違いするほどの激速セッション。初めはそのインパクトに脱帽する。相当のテクニックがなければ土台不可能なことだが、そんなテクニックの使い方がこれなんだから、もう阿呆万歳ですよ。こんなこと考えて、思いついてもやんないだろ。そういう意味で偉大な阿呆。でも、ちゃんと聴くと、実は綿密に計算してんのかな〜って部分が聴こえだして、ただの阿呆でもないことが分かるからかなり恐ろしい。こりゃ類型がないな〜。ただし、ここで作られた型が、ひとつのフォームとなりマンネリ化してしまうことを危惧し、星は4つ。既に若干曲は似通いつつあるし。ここからどう展開していくのかが非常に気になる存在ですな。
・「算数ロック!」
人がやっているとは思えないほどのドラムの手数の多さは圧巻。テクニカルな技術が要求される演奏なので、一部のヘヴィメタルなどのように様式美に陥りがちな危険性を持つ側面もありますが、本作はそのような危険性を回避し、メタルのようなテクニカルな側面と同時に、ポストロック・エモ的な実験性を打ちだしてします。
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