呼吸
Lily Chou-Chou(アーティスト), Shunji Iwai(その他), Takeshi Kobayashi(その他), Miho Omasu(その他), Yuko Saegusa(その他)
・「奄美大島の浜辺で」
多くの方が素晴らしいレビューを書かれている。私もまさにそのように思います。いろいろなシーンで聴いて欲しいとの記述をよく拝見します。私はひとつのシーンを書き抜きます。
それは奄美大島彼女の声は、土の臭いがするだから南国の青い海は違うと思っていたしかし、奄美大島の湿度や緑の濃さは別でした。奄美大島にある憂いの部分がとても似合っていました。
浜辺で足を海に浸しながら聴くエロティックは私を落ちるところまで、ストンと落としました。マングローブの中のアラベスクはより深くエーテルを感じることができました。
彼女とのより濃い時間が過せた気がします。
・「そこに『在る』」
なんだろうこれは映画を見たこともなくこのCDについての知識もなく、ただsalyuが歌っているからというだけの理由で聴いた。
ほんとうに「なんだろうこれは」としか言いようがなかった、聴き終わってもまだ手が震えている。伝えることができるのなら、きっとこの震えが感想になる。それほどに生々しい体験をさせてくれるCD。
言葉ではあまりに乏しい語るのをやめて目を閉じよう、暗闇の中で手をつなごうそして「呼吸」を始めればいいあとはきっと、この唄が導いてくれる。
・「紛れも無く、名盤」
特にエロティック、飛べない翼、共鳴の3曲が好きです。Salyuとしての活動で出した2枚のアルバム(2007年11月現在)より、こっちが好きなのは映画の影響かもしれませんが、間違いなくこのアルバムは名盤です。Salyu好きは必聴、そうでない人もここからSalyuに入るのがいいのではないだろうか。
・「曲数少ないよな」
映画リリイ・シュシュのすべて経由で購入に至りました。ふだん自分が聴いている音楽とは一線を画しています。でも耳に心地良い作品です。うっかり疲れた時や落ちこんだ時に聴いてしまうと、はいあがれなくなりそうです。通勤の満員電車の中で聴いたらたぶん人間をやめたくなるでしょう。眠る前に聴くといいかもしれません。
・「依存性感じた」
もともとsalyuが結構好きだったので買ってみたCD。正直、「アラベスク」がかかったときには衝撃受けた。憂鬱な気分のとき、エンドレスでよく聴いてます。違う世界に行ってるような感じになりますので。ハズレと言えるような曲がないのもよいです。
・「捉われる感覚」
目を閉じて聞くと、なんていうか・・・ホントに、気持ちが持って行かれます。自分が宇宙に漂っているかのような錯覚さえ覚えました。「アラベスク」「エロティック」「飽和」「グライド」が好きです。
・「すばらしいです」
この音楽は映画の添え物では絶対にないですね。映画が半分、音楽が半分で一つの作品という感じがしました。それくらい、それら互いの密接さと作り手側の力の入れ具合を感じます。
・「初めて感じた「依存性」」
これまでどんなCDを聞いてきても、確かに好きで何度も何度もリピートして聴くことはありますが、このリリイ・シュシュはそんな次元を超えてました。リピートという言葉では足りない。まさにCDで初めて「依存性」があると感じました。あまりこういう言い方はしたくありませんが、「麻薬的」とも言えると思います。聴いていると、どこか別の場所へ連れて行かれるような感覚。映画を観たあと聴くと、より一層その感覚が増します。車の中で聴いていたら、なんだかボーっとしてきて危ない思いをしたほどです。
映画の中で「エーテル」という言葉で表現されるリリイの音楽。
リリイこそ、リアル。
・「リリイ・シュシュにとらわれし者のために。」
歌詞に世界観があるわけではなく、メロディーに主張があるわけではなく、結局その歌声そのものにすべてを越えた世界が存在する。じつに希有な音楽なのだ。そして、そのことが僕をとらえて放さない。「リリイ・シュシュにとらわれし者」あまたこの世に存在する仲間達よ。僕もそのひとりだ。
というようなことをむかし書いたことを思い出した。映画を見て、このアルバムをあらためて聴きなおした時、本気でそう思ったのだ。文章にするとちょっと気恥ずかしいくらいのものだが、これはほんとうのことだ。
「グライド」などはいきなり独立した楽曲として聴いてもいいと思えるかも知れないのだけれど、その他の曲の「揺らぎのある不思議なサウンド」を新鮮に感じるか居心地悪さと感じるか、好みや評価が別れるところかも知れない。
まずは映画を見ることを薦めする。
・「一見突き放した様な。しかし、それがいい。」
買って何度も聞いた。時間を忘れて取り付かれた様に聞いた。このアルバムは、エーテルを感じるとか感じないとかそんな次元じゃなく、只深いどこかに落ちていく感覚に酔いたいと思わせる。声も曲も、優しくて寂しくて強い。自分を包み込んでくれるかのように柔らかいくせに、自分の事は自分でやるしかないんだと何処か突き放した部分も感じる。
良いか悪いかより、好きか嫌いかに分かれるだろうこのアルバム。私は買ってよかったと思う。
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