バート・バカラック・プレゼンツ・スウィート・メロディーズ
オムニバス(アーティスト), ジーン・マクダニエルズ(アーティスト), ジーン・ピットニー(アーティスト), トミー・ハント(アーティスト), ディオンヌ・ワーウィック(アーティスト), ドリフターズ(アーティスト), ジミー・レッドクリフ(アーティスト), ボビー・ヴィントン(アーティスト), ザ・サーチャーズ(アーティスト), カーペンターズ(アーティスト), バート・バカラック・オーケストラ&コーラス(演奏)
● Burt Bacharach 祝!来日2008(入手可能盤)
● ポップ職人10選
● Best Of Burt Bacharach Vol.Two
● Best Of Burt Bacharach Vol.One
● フェイバリット!
・「イマイチの曲も・・・・・・・・」
久しぶりに、CDを取り出して聴いてみると、B・J・トーマスやトム・ジョーンズあたりを除くと、女性歌手の作品の方が、楽曲もアレンジも出来がいいような。やっぱり異性の方がバカラックのインスピレーションを刺激した、ということでしょうか。また、英語の歌詞を解しない多くの日本人にはメロディの美しさが第一。ビギナー向けには、他の1枚組のベストで十分では。
・「入門編として最高です」
バート・バカラックはレノン&マッカートニーと並んで20世紀後半のポピュラー・ミュージック界を代表する作曲家といってよいと思いますが、活動歴が長く、また自身が作曲家であり演奏者でないため録音が散在しており、どこから手をつけたらいいか分かりにくく、全体像が捉えにくいミュージシャンと思います。 個人的にはバカラック名義のアルバムやディオンヌ・ワーウィックとの録音から入りましたが、そういう風に聴くといわゆる「代表曲」の「代表的名演」の取りこぼしが出てきます。例えば最も有名な曲のはずの「雨にぬれても」「アルフィー」「何かいいことないか仔猫チャン?」などはわざわざサントラを買わないといけません(バカラックのベストで聴くとこれらの有名曲はバカラックによるインスト再録音であったりして、曲の良さが伝わりにくくなっています)。 この編集盤は、収録の全50曲のうちワーウィックの録音はわずか7曲、バカラックは3曲、ダスティ・スプリングフィールドは2曲、残りは全部別のアーティストによる録音です。わざわざ集めるとなると大変な曲をしっかり収録していて、かなりの労力の節約になり大助かりでした。「英国編集のため、オリジナル録音でなく英国で馴染み深いアーティストで録音したものに差し替えた」というのが9曲ありますが、代表曲は基本的にオリジナルですし、その9曲のうち5曲はワーウィックがオリジナルで簡単に手に入ります。音楽好きでない人を対象としたのかな?というようなバカラックに無縁の装丁が気に入りませんが、解説は比較的充実し歌詞・訳詞まで載っています。 バカラックの入門編としては最高の1枚になると思います。
・「音楽ファンになるための一枚。」
♪あなたが、ジワッとしてしまう歌はどれでしょうか。
私は、1曲目からジワッとしてしまいます。ホント、何度聴いてもいい曲だなぁって思います。
そんな気持ちにさせてくれる歌が20曲以上(2枚組の計50曲収録)あるのですから、たまりません。CDタイトル通り、ミディアム・スロー・ナンバーをたくさん集めていて、『雨にぬれても』『恋よ、さようなら』など、名曲がひしめきあっています。
バカラックの才能には、感心してしまいます。が、理屈は入りません。ひとつひとつの歌心に酔いしれていけば、大満足できるアルバムでしょう。
個人的には、2枚目に収録されている『世界は・・・』から『リヴィング・・・』までの流れがいいです。特に、『ジズ・ガール』(男性版の『ジズ・ガイ』は未収録)はいちばんのお気に入り。しっとりとした切ない歌心に、何度聴いてもジワッとしてしまいます。
そして、バカラックの次は、ロジャ・ニコなどの一連のソフトロックを聴いてみることをおススメいたします。音楽って「つながっているもの」なのです。いい音楽は他にもたーくさんあります。(※バカラックのカヴァー曲も楽しめます。)
このCDは、音楽ファンになるための一枚だと私は思います。
・「青春のメロディ バカラックは本当に懐かしいですね」
バート・バカラックが稀代のメロディ・メイカーなのはこの数々のヒット曲をきくと実感します。
カーペンターズのデビュー曲ともなった「遥かなる影」、映画「明日に向かって撃て」の主題歌を歌ったB・J・トーマスの「雨にぬれても」、ディオンヌ・ワーウィックの「恋よ、さようなら」「サン・ホセへの道」「アルフィー」「ウォーク・オン・バイ」、ダスティ・スプリングフィールドの名唱「恋の面影」。1980年のヒット曲、クリストファー・クロス「ニュー・ヨーク・シティ・セレナーデ」なんか比較的最近のイメージで捉えていますが、あれからもう四半世紀を越えてしまいましたね。
1960年代から70年代のポップスシーンを考えた時に、バカラックがもしいなければ、世界のヒット・チャートはきっともっと貧弱になっていたと思います。まさしく膨大な“スタンダード・ナンバー”が次ぎから次ぎへと流れてくるようです。
バカラックを語る時に、ディオンヌ・ワーウィックを語らずにはおれません。この素晴らしい女性シンガーの存在が、我々にバカラックの素晴らしさをより上手く伝えてくれたと思います。ディオンヌ・ワーウィックが歌った1969年の世界的大ヒット曲「恋よ、さようなら」の♪I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN♪は当時の日本人の多くがこのフレーズを口ずさめることからいかにヒットして親しまれたかが分かると思います。
そして、1960年代後半の世相を反映するかのようなジャッキー・デシャノンが歌う「世界は愛を求めている」は素晴らしいメッセージ・ソングとして今も必要とされていると思います。♪だれかへの愛ではなくて すべての人々へ愛を♪
もうこのように洋楽のヒット曲が親しまれることも無くなりましたが、同じヒット曲を共有できた時代というのは幸せだったのかもしれません。
・「あれもこれも彼の曲」
ザ・メロディメーカー、バート・バカラックのオールタイムベスト。かなり長いタームのヒットチューンがてんこ盛りである。歌う人間が違い、アレンジが時代を反映したものであっても、同じコンポーザーの作品集だけにさすがに統一感がある。
個人的な好みで言えば、メロディに力があるだけに力感があり過ぎる男性ヴォーカルよりは歌唱法に余裕を感じさせるディオンヌ・ワーウィックが、一番彼の曲にはまっているように思える。
1枚目でおすすめなのは、このアルバムを聴くまではカーペンターズのオリジナルだと思っていた01.,映画音楽史上に残る名曲 05., ここに収録されているオリジナルよりもジョン・レノンの泣きのシャウトが思い出される 07.,前述したディオンヌの名唱が冴える13., 20., あたり。2枚目では、物憂げな 01., 吉里爽が唯一リアルタイムでヒットしたのを記憶している22.,コステロの抑制の効いたヴォーカルがすばらしい25., など。
タイトルとジャケットに一考の余地あり・・・かな?とも思うが、オーケストラとホーン、女声コーラスを多用したようなアレンジはある時代のJ-POP のアレンジの雛形になったように思われる。ヒット曲の中でシンガーソングライターの作品の比率が高くなったのは洋の東西を問わず共通の傾向だが、このアルバムにはいい歌い手なら「思わずカバーしたくなる」スタンダードナンバーが詰まっている。まさに、「プロの」職人技の見本市のようだ。
・「あれもこれも彼の曲」
ザ・メロディメーカー、バート・バカラックのオールタイムベスト。かなり長いタームのヒットチューンがてんこ盛りである。歌う人間が違い、アレンジが時代を反映したものであっても、同じコンポーザーの作品集だけにさすがに統一感がある。
個人的な好みで言えば、メロディに力があるだけに力感があり過ぎる男性ヴォーカルよりは歌唱法に余裕を感じさせるディオンヌ・ワーウィックが、一番彼の曲にはまっているように思える。
1枚目でおすすめなのは、このアルバムを聴くまではカーペンターズのオリジナルだと思っていた01.,映画音楽史上に残る名曲 05., ここに収録されているオリジナルよりもジョン・レノンの泣きのシャウトが思い出される 07.,前述したディオンヌの名唱が冴える13., 20., あたり。2枚目では、物憂げな 01., 唯一リアルタイムでヒットしたのを記憶している22.,コステロの抑制の効いたヴォーカルがすばらしい25., など。
タイトルとジャケットに一考の余地あり・・・かな?とも思うが、オーケストラとホーン、女声コーラスを多用したようなアレンジはある時代のJ-POP のアレンジの雛形になったように思われる。ヒット曲の中でシンガーソングライターの作品の比率が高くなったのは洋の東西を問わず共通の傾向だが、このアルバムにはいい歌い手なら「思わずカバーしたくなる」スタンダードナンバーが詰まっている。まさに、「プロの」職人技の見本市のようだ。
・「音質的には現時点でベスト(Rhino盤共々)」
まず、この版権フリー素材みたいな感じの安直なジャケデザが悲しすぎていただけません。これだけで UK オリジナル盤にしたいところです。
曲順がはじめからまぜこぜで特に時代順でも無いのも難ですが、オリジネータや代表とされるヴァージョンだけで編纂されているわけでもないので、イタ仕方ってとこもあるでしょうが、カーペンターズから始まるとこがあまり頻繁にプレイヤーに乗せる気にさせません(個人的)。
2枚に凝縮されているので Rhinoの 3枚ものよりライトなとこはいいですが、あちらの方がベストなテイクが入っていたり、こちらの方がそうであったり、双方そうでもなかったりで百戦錬磨のマニアにはうすまった内容かもしれませんね。
・「歌詞・対訳付きの日本盤 迷うな…」
バート・バカラック音源の集大成と言えば、98年に米国RHINOレコードから発売された3枚組The Look Of Love The Burt Bacharach Collectionが現時点でも内容・ヴォリュームとも最高位だと思う。 ただし、75曲の収録数やデータビッシリのブックレットは初心者や入門者にはチョッと重いかも知れない。(値段も高い)
そこで英国編集の本作が登場。 2枚組50曲収録で有名曲は大体押さえてある。 国内配給であり解説・歌詞・対訳も付いているらしい。(又聞きです。) 値段もまずまず。 ただし、注意点を述べると
・一部の曲で米国チャート上のヒット曲から英国でヒットもしくカヴァーされたものに差し替えられている。(日本ではDisc2④は米国オリジナルよりサンディー・ショウの方が馴染みがある。 でも邦題「恋のウェイト・リフティング」は最近見かけなかったが、やはり笑える。)
・03年5月英国ではバカラックの生誕75年を記念して本!作にDisc3として12曲(全てディオンヌ・ワーウィック)を追加して限定で再発された。(やはりディオンヌ抜きでバカラックは語れないという反省からか…)
さあ!あなたなら米国盤・英国盤日本配給盤・英国限定盤のどれを選ぶ?
いずれにせよ楽曲の水準については言うまでもなく世界的なスーパーヒットや今やポップスのスタンダードとなった有名曲の多さにビックリすることだろう。 どれを取ってもオススメの1枚。 因みに英国ヒットが目当てで本作を選ぶならば英国CASTLEからTrains&Boats&Covers, The Songs Of Burt Bacharach(1枚組27曲)が発売されていることを付け加えておく。
・「あれっ、これもバカラック?」
おしゃれなジャケットと曲数に惹かれて購入しましたが、バカラックと自覚せずに聴いている曲って、結構あるんですね。音楽好きな人だったら必ずいろんなシーンでお目に(お耳に)かかっているはず。バカラック初心者は、まずこれから始めるといいと思います。
・「レーベルの枠を超えた編集。日本盤ブックレットも良質。」
バートバカラック作品のコンピレーションは数あれど、現時点では本作が最高ではないでしょうか。
収録曲の良さはもちろん、50曲収録で、良好な音質。何より、レーベルの枠を超えてオリジナルアーティストで収録されている点が素晴らしいです。これを自分で集めようと思ったら、手間も予算も大変なことになってしまいます。
ただし、オリジネーターでない収録トラックも数曲あります。ですが、嬉しいことに、日本盤ライナー独自の注釈に、オリジネーターでないトラックの一覧と、それぞれのオリジネーターが記されています。比較すると、デュオンヌ・ワーウィック歌唱作が増えることを避けつつ、本コンピレーションを編集した英国での知名度が高いアーティストを
優先した選択だと思われ、興味深いです。
日本盤ライナーの原盤ライナー訳、歌詞、対訳も良質ですので、本作は日本盤をお勧めします。
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