・「ネオクラ・メタルの好盤」
御大インギーとの仕事で知られる超絶ハイ・トーン・ヴォーカリスト、マーク・ボールズが、これまた超絶なキーボーディスト、ヴィタリ・クープリ(ARTENSION)と結成したネオ・クラシカル・メタルバンドのデビュー・アルバム。
VoやKeyのみならず、メンバー全員が超絶技巧の持ち主で、そのテクニック的な余裕から繰り出されるネオクラ・チューンの数々は、かなりの美味度(^^
マークにネオクラを求めていた向きには絶賛を持って受け入れられるであろう内容となっており、ヴィタリが導くイントロ#1“ Prelude For The Oracle”から続く華麗な疾走チューン#2“Circle Of Time”で、ファンは「待ってました!」と膝を叩くハズ。さらにクラシカルに畳み掛ける#3“Shadow In The Dark”もなかなかの佳曲。その他も、リズムの妙で飛翔感を煽る#6“City Of The Dead”や、間奏のピアノ・プレイが絶妙な#12“Face The Fire”なども光っている。
しかし、マイナス・ポイントがあるのも事実。特に、全体の音質が若干籠り気味であるせいで、各人の超絶プレイが、きちんと伝わりきれていないのが残念。実際はかなりクレイジーなはずのヴァージル・ドナティ(dr:PLANET X)のプレイの細部が潰れてしまって聴き取りにくいのが非常に惜しいな。ジョージ・べラスのギターも確かに速いんだけど、なんか機械的で味気ないのも、なんとも気になる。ライブではトニー・マカパインが弾いていてかなり楽しめただけに、尚更CD聴くと気になってしまう。
まあ、ネオクラ・ファンには美味なアルバムであることは間違いない。
次作以降は・・・。
・「Faster Bellas・・・。」
最近のマイ・ブームが「早弾き」な私・・・(笑)。かと言ってイングヴェイを聴くのも良いけど・・・イングヴェイ・フォロワーも聴いてみたい気がして、ホルへ・べラスを選択。
「リング・オブ・ファイア!! ジ・オラクル!!」って、イトウさんがラヂオで熱く紹介してたのを思い出す(笑)。ただ、リッチに制作できなかったのか、エンジニアの問題か多少、音が割れてる(笑)。それと、ファンサイトでも言っていたが「ドラムのスネアが、板にガムテープを貼って叩く音に似ている・・・」という所が意見の分かれる所だが、これは各自の好みで判断して頂きたい。
アル程度のギタリスト(特にソロイスト)になると、ギタリストからエゴイストに変わる傾向にあるのは何故であろう(笑)。やはり、テクが身に付くとテクから天狗へ・・・(笑)。残念だが、べラスのアルバム参加はこれ一枚であるのが残念だ。この後にはトニーマカパインが参加するのである。しかし、べラスはバンドに徹し、バンドサウンドが良い方向に行っているのも事実である。所謂、イングヴェイ・セッティングで「アノ」サウンドは保障済みだ。解説じゃねぇ・・・申し訳ない。
・「期待通り」
マーク・ボールズ(Vo)のソロ・アルバム「RING OF FIRE」から発展したバンドの1stアルバム。Gは元MOGG/WAYのジョージ・ベラスが、KeyはARTENSIONのヴィタリ・クープリがプレイしている。
ネオ・クラシカル・メタル界でも名うてのミュージシャンたちが集まっているだけにそのサウンドは非常に質が高い。
ボールズのソロ・アルバムで体現していたサウンドを順調に発展させたケレン味の無いネオ・クラシカル・メタルだ。これだけのミュージシャンが期待通りの音を出しているのだから悪い出来のわけが無い。
イングヴェイなどが好きなファンにはマスト・アイテムだ。
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