● 光の粒を浴びる
・「取るに足りない演奏」
モニーク・アースがフランス人だというだけでもてはやされている。師匠のカサドシュに遠く及ばない演奏で、テンポが弾まず、明晰さに欠ける。とるべきところがどこもない。
・「超お気に入り」
ラヴェルが最初から管弦楽のためだけの作品として書いた曲はスペイン狂詩曲以外なく、彼のピアノ作品のなかで気に入ったものを管弦楽用に編曲していることを考えると、ピアノ用の原曲を知ることがラヴェルの本質を正しく知るうえでは重要なことです。
この演奏は演奏者の個性・クセがそれほど強くなく、ラヴェルの譜面に託した思いを演奏から感じ取るのに最も適した一枚だとおもいます。だからといって演奏が味気ないというわけではなく、何度聴いても、いや聴けば聴くほどその洗練された演奏に魅了される名盤でしょう。
ラヴェルは生涯独身でピアノと気に入った数冊のスコア以外に身の回りにものを置くことがなかったと、何かの本で読んだ覚えがありますが、そんなラヴェルの心の内まで表現しているかのようです。孤独感・剛直さ・愛国心・子供に寄せる愛情などラヴェルの人となりも感じられる一枚。
・「ラヴェルのピアノ作品を聴いてみたい方にお勧め。」
初めて「水の戯れ」を聴いたときの衝撃は忘れられません。本当に水の音がピアノで表現されていることに驚きました。
これはフランスの女流ピアニスト、モニク・アースのラヴェル演奏です。彼女の演奏による「ドビュッシー:ピアノ作品全集」、「ラヴェル:ピアノ作品全集」はともにフランス・ディスク大賞に輝いています。
ラヴェルの曲の中では最も有名な「亡き王女のためのパヴァーヌ」「水の戯れ」も素晴らしいです。個人的には「夜のガスパール」に含まれている「水の精」という曲が好きです。全体的に柔らかく、暖かい演奏で、聴いていて疲れません。
・「暖かいラヴェル」
聴いて幸せになれるラヴェル。ラヴェルに限って、こういう演奏って少ないと思います。
・「心に沁みます」
私がラヴェル好きになったきっかけの1枚です。
スルメではありませんが、聞けば聞くほど味が出てきます。
和声や作曲技法などの細かいことはよくわからないのですが、
ラヴェル独特の、ひや〜っとした清涼感のある響きがなんともいえません。
私のお気に入りは「古風なメヌエット」「クープランの墓」ですが、
どの曲も良いです。
ラヴェル自身がオーケストラに編曲している曲もたくさんあるので、
それらとの聞き比べも楽しいと思います。
・「一通りの曲が聴ける」
ラヴェルのピアノCDを探していてこれを購入しました。購入して良かったです。延々聴いてじっくり聴いて楽しんでいます。アース・モニクのピアノ、結構好きですし、これだけ曲が入ってこのお値段はお買い得だと思います。ラヴェル入門としても非常にいいCDだと思います。ドビュッシーのCDと一緒に購入しました。どちらもお買い得です。
・「亡き王女のためのパヴァーヌ」
まず最初に、自分は元来はハードロック/ヘヴィメタルをこよなく愛するような嗜好の人間であります。しかしながら、このピアノ曲集は時折激しく聴きたくなることのある作品です。ラヴェルは素晴らしいと思わされました!他のピアニストのラヴェル集は聴いていないし、そもそもクラシックの知識がカケラも無いのでそこら辺はなんとも言えませんが。
読書する時や寝る時に聴くと精神が癒されます!!(*^_^*)
・「いいオーディオで聴いてみたい」
好きな曲ばかりですし、2枚組でこのお値段は安い!!・・・と、「フランス近代音楽のエスプリ」シリーズを3枚求めたのですが、音質がこもっていてすっきりしません。私のミニコンポと相性が悪いのかもしれませんけれど、どれも録音が古いようです。これは〈1963年パリ・リバン聖母教会〉録音と書いてあります。このシリーズは古いもので1959年録音盤もあり、それはそれで貴重なのでしょうが、すっきりした音質にこだわるのでしたら、新しいものをお勧めします。
フランスの老舗 エラート・レーベルの名盤から20タイトルの選りすぐりで、ジャケットデザインは全て印象派の名画。並べて飾りたくなる美しさです。
・「クープランの墓」
1968年の録音。モニク・アースの円熟期のもので聴いていてとても落ち着いた気持ちにさせてくれる。
昔、フランスのレーベルで『カリオペ』という優れたレーベルがあった。あまり有名ではないがしっかりとした演奏と録音技術で自国の作曲家の作品を次々と取り上げていた。その中でも、このラヴェルの『クープランの墓』の演奏は今でも忘れられないくらいのインパクトで心に残っている。アースの演奏はそのカリオペ盤には若干劣るがラヴェルのこの曲の美しさを素に表現していて光る。2番目に好きな演奏だ。(●^o^●)
他の曲も素晴らしい。しかしながら僕にとってはラヴェルのピアノ曲の演奏を買うかどうかは『クープランの墓』の出来映え次第だ。(●^o^●)
・「名盤」
初めてコンサートで「水の戯れ」を聴いた衝撃から約2年が経ちますが,私のラヴェル熱は冷めるどころかこの「アース盤」で更に燃え上がってしまいました。笑初めて聴いた印象は,甘い。かといって甘ったるいわけではなく,心地よい音色。テンポの正確さの中に漂うフランスらしさというかアースらしさというか,とにかく音がきれいです。
マ・メール・ロアの第一曲「眠れる森の美女のパヴァーヌ」が音で見ると一番美しいです。
全体的に見ると,「クープランの墓」と「ソナチネ」が個人的にいいなと思います。アース晩年のレコーディングとのこともありミスタッチも結構ありますが,そんなこと気にさせないほど聴き手を引き込みます。
こうやって文章を読むより,聴いたほうが早いかもしれませんね。。
とにかく,アース盤は今まで出会ったラヴェルの中で最良と,私の中で高い地位を誇っています。ラヴェルを初めて聴く人は,絶対アース盤です。
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