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▼マジカル・ミステリー・ツアー:詳細

マジカル・ミステリー・ツアー

マジカル・ミステリー・ツアー
ザ・ビートルズ(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「オリジナルアルバムおすすめの1枚
今から20年程前、ビートルズのオリジナルアルバムを全部揃えようとしていた時、最後に買ったのがこのアルバムでした。当時は情報が今ほど氾濫していなかったので、一般的に寄せ集めアルバムとして見られて評価の低いこのアルバムは一番最後になってしまいました。しかし、聞いてみてビックリ。シングルのAB面の曲が多いので、楽曲のクオリティーの高さに愕然し、なぜ最初に買わなかったのかと後悔した記憶があります。トータルコンセプト云々ではなく、ビートルズ初心者が最初に買うアルバムとしては最適ではないかと思われます。近年、テレビ(特にフジ)でいろいろな番組の挿入歌やバックミュージックなどで使われる事の多いビートルズですが、特にこのアルバムの曲は多いので、耳にされた事もあると思います。後期のアルバムには「サージェントペパー」や「ホワイトアルバム」など、マニア趣向が高い中、「マジカルミステリーツアー」には華あるので入門者はぜひ聞いてみたらいかがですか?

・「魔術的神秘旅行
企画盤ということで、ビートルズの中では過小評価されているアルバム。確かに、全体的な完成度は低いのだが、その代わり、各曲のクォリティの高さは半端ではない。曲名を見ているだけで涎が出そうなほどの名曲の嵐。個人的には、ビートルズの中で一番好きなアルバムは、これです。

・「これも好き
マジカルミステリィツアーってあったら行ってみたいな〜。表題曲のMagical Mystery Tourは、英語でしゃべらナイトのテーマ曲でボニーピンクがカバーしている。2曲目のFool on the Hill 。こいつは名曲ですよ。あの笛が素晴らしい。耳に残る記憶に残る、そして歩いているポールの映像が印象的な一曲。I Am the Walrus は、これぞジョンという感じ。何ともたまらない。Penny Lane と聞くと札幌人なら誰もが知っている。あれとは違いますが。これもいい曲ですね。記憶に残る一枚です。

・「みごとな作品群
当時不評だった、同映画のサントラ版。不評とは言え、当時は前例がなかったというだけの話で、今で言うPVのような感じ。MTVなんかない時代、誰もが映画としてのストーリー性を求めた当時の、誤った見識である。

作品的にはトータル・アルバム云々と言う内容ではないが、個々のクオリティが非常に高い。サウンド的には、「サージェント・ペパー〜」にも負けない最高水準を維持している。中でもジョンによる「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」、「アイ・アム・ザ・ウォルラス」については今更何の説明も必要としないほどの楽曲であり、未だに色褪せていない。ポールによる「フール・オン・ザ・ヒル」、「ユア・マザー・シュッド・ノウ」、「ハロー・グッドバイ」「ペニー・レイン」は、まさにポップスの王道として今やスタンダード化している。

「愛こそはすべて」は1967年6月25日、世界同時衛星中継番組「Our World」にイギリス代表として出演した際、ロンドン郊外にあるオリンピック・スタジオから全世界に向け、レコーディング風景が配信された。スタジオにはミック・ジャガーの顔も見える。キース・リチャーズ、エリック・クラプトンらも参加。楽曲、サウンド共に、単なる映画のサントラでは片付けられないほど充実している。

・「ビートルズのサントラは侮れない
同タイトルの映画のサントラとして制作された作品。ただし、映画に用意された新曲は前半に収録された6曲のみだったため、イギリスでは2枚組のEP、アメリカではB面に過去のシングル、アルバム未収録曲を収めた編集盤としてリリースされたそうだ(アルバムは後にイギリスでもリリース)。

新曲の6曲に関しては、メンバー全員が作曲クレジットを分け合ったサイケ風のインストゥルメンタル3が興味深い。まぁ、続く4のイントロみたいな存在だけど。その4は本作で唯一のG・ハリソンの曲。

アルバム全体としては、サイケなムードを持った、当時のメンバー(特にジョン)の精神状態を反映させた実験的な曲とメロディアスな曲のバランスが見事で、飽きの来ない名盤だ。

・「4人のおもちゃ箱
60年代から70年代初頭にかけてハリウッド映画では「ロード・ムービー」物が大流行しました。彼らがロード・ムービーに倣ったというわけではないと思いますが、同名の映画のサントラ的なアルバムは、映画とリンクさせて考えると微妙な位置付けですが(とにかくファンであっても冷静に考えるとあの映画は駄作中の駄作だと思います)、純粋に音楽としてとらえると、さすが名曲がズラリ。

作風としては「サージェント・ペパーズ」以降のサイケ&ヒッピームーヴメント路線の延長ですが、かたや「フール・オン・ザ・ヒル」「ペニー・レイン」「ハロー・グッドバイ」でのポールによるポップ路線と、「ストロベリー・フィールズ」「アイ・アム・ザ・ウォルラス」でのレノンのサイケデリック&内省的サウンドとに明確に二分化されていることに注目してください。死者に鞭打つわけではありませんが、「ブルー・ジェイ・ウェイ」で相変わらずインド趣味に走り続けるジョージ・ハリスンに対する評価は個人的には微妙です。というのも、まだ「趣味」の領域から出ていないことは誰が聴いても明らかだからです。

作品としてはまるでバラバラの印象を与えるこのアルバム。「サージェント・ペパーズ」よりもリラックスした感じで各人がやりたいことをやっているようで、まるでオモチャ箱みたいな作品です。そういう意味では「ホワイト・アルバム」につながりますね。

・「早すぎた登場
今のミュージックシーンにおいてはプロモフィルムは当たり前のように作られている。日本のアイドル歌手ですら! それもただ演奏に合わせ口パクするのではなくメンバー以外の出演者も多数登場する本格的なドラマ仕様のものも珍しくないほどだ。ではそれを最初にやったのは誰か? 異論はあろうが、私はビートルズのMMTであると思う。確かにMMTはストーリーも無くかって気ままなバスの旅をフィルムに収めただけの代物だ。でも見方を変えると、ビートルズのプロモフィルム集と考えることはできないだろうか?いや、間違いなくMMTに触発されてプロモフィルムを作ったアーティストはいるはずだ。(M.J?)肝心のアルバムだが、当時のシングルヒット作品も収められたベスト盤的内容でもあり、初めてビートルズのアルバムを聴く人にも違和感なく受け入れられる作品だ。アルバムとしての統一性は微塵もないが、フライング以外は全曲後期ビートルズを代表する名曲と言って差し支えないだろう。

・「企画倒れなのだが音楽はさすがとしか
「バスに乗って小旅行をするうちに起こるハプニングをフィルムに収め発表しよう」という企画は、企画倒れに終わり、「ビートルズ初めての失敗」と当時酷評された。

A面(当時)はそのサントラ版だが、しかし、音楽はやはり素晴らしい。アルバム・ジャケットに使われているかぶりもので、ジョンはせいうちの扮装をしているが、これが当然「アイ・アム・ザ・ウォーラス」に繋がり、更にソロになってからの名曲「ゴッド」で引用されている。

B面は当時のシングルのA/B面を集めたものだが、普通のアーティストが汗水たらしても作れない曲を余裕を持って作っている気さえする。「ハロー・グッドバイ」等、3パターンくらいしかないフレーズであれだけの曲を作ってしまう才能(この場合にはポール)には脱帽するしかない。ジョンの「ストロベリ・フィールズ・...」、ポールの「ペニー・レイン」と両者が共に子供時代に関わる作品を収めているのも興味深い。ビートルズの才能を気楽に味わうには好適な一枚。

・「CD化された唯一のアメリカ編集盤
「ビートルズの4人がバスに乗り込み気ままな旅に出る」というポールのアイディアで自主制作したテレビ映画のサントラで、1967年にアメリカで発売されました。アメリカ編集盤でCD化された唯一の作品です。

最初の6曲が映画のための新曲で、残りの5曲はシングル曲を収録したものです。7、9、11曲目は"Beatles 1"にも収録されています。

"Hello Goodbye", "Penny Lane"などポップなポールの曲と、"Strawberry Fields Forever", "All You Need Is Love"といった個性的なジョンの曲を対比しながら聞いてみてください。

・「普通のポップアイドルから芸術的な実験的アーティストへの変貌
 テレビ番組のために作られたサウンドトラックにシングル曲をB面に配置したアメリカ編集盤、A面はオープニングにふさわしい元気一杯の曲で、サージェントで華やかなオープニングソングの作り方を学習したポールの努力と才能が生かされている。ジョージのブルージェイウエイも番組のミステリアスなムードにマッチし、シングルになりそうな曲ではなく、テレビ番組を成功させるための音楽効果を狙ったサウンドがビートルズの実験的な側面を表面化させているように感じる。A面ラストの「アイアムザウオルラス」に大きな存在感を感じるが、シングルB面ではなく、このアルバムでの新曲という形にした方がより大きなインパクトが大きかったのではないだろうか?

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