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▼リボルバー:詳細

リボルバー

リボルバー
ザ・ビートルズ(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「初めて聴いたとき
全然受け入れられなかった。数十年経過して今ハマっています。このサウンドの革新性に自分なりにやっと気付いた(追いついた?)。ポップでありながらも一方ではサイケデリック。真のプログレシブバンドとはビートルズの事だと改めて思い知らされた!

・「ビートルズ一人一人
ビートルズ一人一人が光ってますね。このアルバムでは。ジョージの名曲<1>で始まり、リンゴの名曲<6>、ジョンの名曲<14>、そして極め付けは、ポールの<2><5><10>です。前作ラバーソウルがジョンの才能開花なら、今作リボルバーはポールの才能開花です。もちろん、ジョンもジョージもリンゴも凄いです。が、やはりここではポール。ジョンがポールの曲を嫌うのは有名ですが、このアルバムに収録されているポールの曲のほとんどは、ジョンも良い曲だと認めているそうです。<6>もリンゴが歌う名曲ですが、作曲はポール。いや、ポールは凄いです。特に<2>では、演奏は全てストリングスでギターやドラムはありません。レコーディングもポール一人で行ったらしいですが、クラシックとロックを融合させたポールの功績は計り知れません。また、現在は当たり前ですが当時は珍しかったジョンとジョージのツインギター奏法の<9>も絶品です。

要は、このアルバムは最高ってことです。

・「The Beatles と共に育ったんだ
いや正確にいうと…、昭和20年代生まれの僕は、音楽感も生活も…ありとあらゆる面で彼らに腕を引っ張り上げられ背中を押されました。若い連中が時をさかのぼりながらどう言おうと、これは紛れもない僕の歴史です。

そんなことをふと考えながら、The Beatles の LP Album "Revolver" を久しぶりに聴きました。当初 Single が発売されるたびに女の子が追い掛け回している頃の The Beatles のレコードは、なんとも気恥ずかしくてレコード店で買えない気分になり、1枚も手にすることはありませんでした。

でも "Beatles for Sale"(あの疲れたような彼らのポートレートのジャケット)あたりから状況が変わり始めました。良い音楽なんだから、男の僕でも The Beatles 聴いていいだろう?…そんな風におずおずとしてはいましたが…。

でも当時の LP Album の購買欲は、「あの Single が入った Album が欲しい」という気持ちから生まれていたものでした。

そんな流れの中「Rubber Soul」が発売されました。値段の安い輸入盤を買っていた僕は、最初「米キャピタル」版を購入しました。しかしこれは、「英EMI」版のオリジナルとは曲順も曲数も違い、さらに入れ替えられた曲まであるという、米キャピタル社がアメリカ国内向けに編集したものでした。

友人の東芝版を聴いてからその違いを知り、どうしても…という思いでなけなしの小遣いを貯めて「英EMI」版を買いに走ったことが、今でも昨日のような気がします。

誰もがトータルアルバムとして「Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band」を選ぶのは理解するけれど、僕は「Rubber Soul」を米・英版を聴き比べて、初めて曲並びの良さ、Album として本来あるべきもの(Single 発売曲の寄せ集めではない)を感じたのです。こんなことがなければ Album の在り方への理解と考え方や構成の重要性など、もっともっと何年も先に知ることになったはずです。

そして「Rubber Soul」の次の Album が、この「Revolver」(The Beatles 7枚目の LP Album)です。

当時この Album が実際に発売されるまで、公式に発表された発売日からずいぶんと長い期間延期され待たされたのを記憶しています。

やっと手にして針を落として耳を傾けた「Revolver」、Taxman の低いつぶやきのカウントで始まった冒頭から Tomorrow Never Knows まで、スピーカから溢れ出る彼らのサウンドに期待以上…いや、完全に打ちのめされた僕がいました。

本当に待っただけの…いやいや大きな価値あるものでした。そして多岐に渡る様々なサウンドと構成に、The Beatles がロックバンドというレッテルを、4歳からヴァイオリンを弾いていた僕の頭から完全に引っぺがした記念すべき Album だったのです。

John、Paul、George、Ringo。彼らは確かに純粋に音楽し成長し続けていました。

彼らと共に60年代をリアル体験できた Monument のひとつ。この Album は、間違いなく僕のとてつもなく大きな存在なのです。

この Revolver の位置は、初期の The Beatles が行き着いた到達点と考えても良いし、後期の彼らの出発点と考えても良いと言う存在でしょう。

若い人たちがまずこの Album を手に入れたら、ここから後期の The Beatles に進むも良し、初期の The Beatles にさかのぼってゆくのも良し。ただリストからはずさないで欲しい1枚です。

・「かっこいいアルバム
7枚目。実は最高傑作では?1曲目はジョージの代表作。9曲目のアンド・ユア・バード・キャン・シング はめちゃかっこいい!14曲目もかなりイイ!かっこいいアルバムです。

・「カスタマーレビュー
ここではサイケデリックな音が響く。古い音楽社会学者が批判するような画一化からある面で逸脱した作品。クラブミュージックの雛形があり、ビートルズというヴァリューを失わぬスタイルがあり、ポピュラー音楽というより産業芸術文化が目指した地平が示されている。ビートルズ初心者にも特にオススメしない理由はない。誰が聴いても素晴らしいアルバムだろうと思う。ジョージの東洋趣味も、Tomorrow Never Knowsの試みの面白さも現代の産業芸術観をいち早く予見する。

・「羽佐間健二、絶賛!
だんだんあやしくなってくるビートルズ。このジャケットに「アイドル」の面影のカケラもありません。

最初に聴いた時驚いたのは、それまでバンドをひっぱっていたジョンの曲が、3曲目だったというコト。しかもやっと出てきて「ねむたい」って。ポールと同時にジョージも出てきた証拠なんだけど、そのジョージの4曲目はインドインドやもんな。この路線だけはよう分からん。ポールの5曲目で救われる。美しい名曲。このアルバムからビートルズを聴くのは勧められないけど、ファーストから聴いていくと、最初は衝撃、聴き続ければ味わいのある超重要アルバム。これ作った後に日本に来てるのだから、リアルタイムの人が感激して語るほど、あの日本公演はテンションが高いものでは無かった(ライブに興味が無さそうだった)と私がVTRを観て感じたのも納得出来ます。

・「HAHAHA
寄せ集めの兵隊さんの行進のように

ぎくしゃくとしたメロディー

でもそこがよかったりするよ

HAHAHA

ポールやればできるじゃん

・「ジョン・レノンの先見性に脱帽
アルバム最終トラックの「トゥモロー・ネバー・ノーズ」で使われたサンプリングという手法をいちはやく導入したジョンの先見性には脱帽だ。考えてみればビートルズほど先進的なバンドがいただろうか?プログレ(前衛的、先進的)って意味だが、本当はピンク・フロイドやキング・クリムゾンが出てくる前にビートルズが全てをやりつくしていたのかもしれないなぁ。このサイケデリックな作品にはジョージの曲も3曲収録されているけど彼の曲に耳を澄ましていると彼もまた先見性があったように思えてくる。そして何気なくつぶやくだけで曲のタイトルを決めてしまうリンゴ・スターもある意味先見性があるように思える。ビートルズは芸術性(ジョン、ジョージ、リンゴ)と大衆性(ポール)を高い次元で融合した金字塔だ。

・「レコーディング・アーティスト前夜のビートルズ
ライブバンドとしての彼らの躍動感が感じられる最後のアルバム。「タックスマン」、「アンド・ユア・バード・キャン・シング」、「ドクター・ロバート」などサウンドがとてもラウド。しかも、演奏自体が非常にドライブしている。レコーディング技術向上の賜物であるが、ポールが演奏するベースの存在感が今までとはまるで違う。直接的には、ホフナーからリッケンバッカーへ持ち替えた事が大きい。それまでの箱鳴りサウンドとは明らかに違う、輪郭がハッキリした粒の立ったとてもダイナミックスのある音と変貌している。録音当時EMIのスタッフから問題視された、録音レベルについても今や常識となっている。アルバムとしては、ポールのキャリアのピークとも言える楽曲が目白押し。対してジョンは「ラバー・ソウル」までにやりつくしてしまったせいか、以降続く事になるサイケデリックの兆しを見せ始めている。ビートルズが発表した、バンドとしての最後のアルバムかもしれない。個人的には過多に作りすぎている「サージェント・ペパー〜」よりも気に入っている。

・「傑作の前の「傑作」
ビートルズの7作目のアルバム「リボルバー」。このアルバムで完全にアイドルから脱皮したビートルズ。それは演奏の面でも現れています。特に「シー・セッド・シー・セッド」での、リンゴ・スターのドラムは素晴らしいと思います。よく、リンゴ・スターのビートルズ時代のベスト・プレイは「ストロベリー・フィールズ・フォーエバー」や「ハロー・グッドバイ」の間奏の部分と言われますが、僕はこの「シー・セッド・シー・セッド」でのプレイが、リンゴのビートルズ時代のベスト・プレイだと思います。この他に、ポールの才能が素晴らしく発揮されていると感じられます。これまでどちらかと言うとジョンがビートルズをひっぱてきた感があったのですが、ここでポールが「前」に出てきたという気がします。特にあのジョンが「名曲だ!」と言った「ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア」はいつ聞いても素晴らしいです。次作は「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」ですが、その前にポールの才能が一気に吹き出たという雰囲気です。そして、次のアルバムに向かうことになります。

リボルバー
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