● 昔の曲
● HardRock戦記ベスト175その2 73年から76年 次期覇王はクイーン/KISS/エアロでしょ編
● お勧めcd25枚
● ロックアルバム
● おねむのCD棚1
・「タイトルトラックに痺れる」
私自身エアロの傑作は「ドローザライン」だと思っていて同じ5つ星でも本作やロックスのほうが劣ると感じているのだが、どうやら世間の評価は私とはだいぶ違ってロックス同様本作が最高傑作という評価。本作で感じるのは一曲ごとの出来がここまで違うか!という事。元々1,4,6,9は素晴らしい。1ほどライブのオープニングを飾るのに相応しい曲も珍しいほど華やかで一瞬でオーディエンスを惹き付け巻き込んでしまう。4は言わずもがな・・・ジョーの最高傑作と言って間違いない。ジャストプッシュプレイを書いたスティーブンがインタビューで「それでもあれにはかなわない、俺がウォークディスウェイを書けていたらなぁって心底思うんだ」って本気で羨ましがっていた 6はトムのベースラインが唸りをあげる名曲。演奏そのものが迫力の塊のようで聴いていても嬉々としてくる。9の美しさは素晴らしいの一言。ハードな声に綺麗なメロディラインは反則に近い。あれ?書いてたらやっぱりこのアルバムは凄いわって再認識させられたような・・・
・「AEROSMITHの出世作」
ご存知AEROSMITHの3rdアルバムにして次回作“ロックス”に繋ぐ彼らの出世作。 1.はイントロのリフから飛ばしすぎのマイフェイバリットナンバー。トム・ハミルトンのベースが何ともいえない絶佳風光ないい味を出している 2.は歌詞が切なく自然と自分の悲しい過去と照らし合わせながら聴いていた。ちなみにB.のトムがリズムギターを務めている。4.はイントロを聴くと反射的に体がノってしまう。この曲は恐らくほとんどの方が一度は耳にしたことがあるはず。後にヒップホップグループのRUN-DMCがカヴァーして当時低迷中のAEROSMITHの劇的な復活に一役かったこともあり自身も気に入っているそうだ。ちなみにここでのスティーヴンの唱法は本人曰くラップではなくあくまで“語り”だそうだ。ついでのついで、歌詞を見て驚いたのだが正直7時台のテレビ番組で流す曲ではない、というのは恐らく正論であろう(笑) 6.はジェフ・ベックも用いたトーキングモジュレータ(簡単にいえばギターの音がさも歌っているように聴こえさせる機器)を採り入れている。1.4.と並び紛れもない彼らの代表曲。もちろんライヴでも定番中の定番曲。 本作は3.5.で聴かれるようにビッグバンド的なサウンドも巧く取り入れている。思えばこの頃からメンバーの演奏能力も(やっと)向上してきたのではないだろうか。 全体的に下な、失礼、大人の曲が多い気がするがこれが今までで一番受け入れられたのだからそういう時代だったのだろう(笑)
・「色褪せないロックンロール」
今聴いても興奮できます。最高のロックンロールアルバムです。
WALK THIS WAYなんて本当に70年代の曲とは思えません。
簡単に言えばかっこいいロックンロールアルバムです。
・「エアロ開眼! らしさ満載の出世作。」
エアロスミスの3作目であり、大出世作。後のライブでも他のアーチストからもさかんに取り上げられる名曲①④⑥はもちろんのこと、様々なスタイルのロックをバラエティ豊かに演じながら、全編エアロスミスらしさ全開。引きずるルーズさと畳み掛けるノリとが共存したエアロの世界を確立した1枚と言えるでしょう。(1975年)
・「ハードロックバンドのバラードって美しすぎる」
なんたって、有名なWalk This Wayがはいっているので、それだけで買おう、と思っても、全部聞いて下さいね!大ファンの私でもRound and Roundはちょっと間のびしちゃったけど(レインボーを意識してたのかしら)あとは当たりです。You See Me Cryingみたいな曲って、きっと甘い人が歌うとどうってことない曲にきこえるんだろうな。でも、エアロみたいなバンドが歌うと、なんだかロマンチックでほろっとしちゃうんです。こんな曲で終わりにするなんて、かっこよすぎです。
・「ROCK&ROLL!!」
とにかくロックしている。ロックと一口に言っても幅が広いアルバムだ。1曲目はギターイントロからヘビーだ。疾走感もある。現在における新作(Honkin' On Bobo)に通じるトコロもある「BIG TEN INCH RECORD(イカした10インチレコード)」やライブでの定番ナンバーの「SWEET EMOTION(やりたい気持ち)」「WALK THIS WAY(お説教)」などは、このアルバム収録だ。
エアロのバラードとしては3本の指に入る名曲「YOU SEE ME CRYING(僕を泣かせないで)」もこのアルバムの最後に収められているのにも注目だ。これだけ名曲が揃っていて、またトータルクオリティーも高いアルバムは珍しい。お世辞抜きで捨て曲がない。曲順も良い。後作のロックスと比較が難しいほど、完成度の高いアルバムだ。
・「それでも名盤!」
エアロの最高は、やはり「ロックス」ということになってしまうが、それでも本作は当然、「ロックス」とともに必携の名盤であることに変わりはない。ライヴでも定番で、他アーティストにカバーもされている超有名な 1.、4.、6.は当然のこと、「ロックス」の最後にも甘い系バラードが配置されていたことを考えると、この時点で次作のプロトタイプが出来上がっていたことを確信させる 9.、アメリカン・バンドらしい、ビッグ・バンド風アレンジにのせた5.他、アメリカン・ロックの名作にふさわしい充実した内容。「ロックス」のダークネスと比べると、なんかオープンで無邪気なかんじが強いところが対比的である。
・「エアロ版ポップアルバム」
エアロのアルバムの中で一番ポップな色合いを持つアルバム。どの曲も他の曲とタイプが同じものはなく、これほどまでにバラエティーに富んだエアロのアルバムも無いのではないか?
ロック、ポップ、ラップ、バラード、ハードロック。さまざまな要素が注ぎ込まれている。このアルバムを期に一気に上昇気流に乗るエアロだが、その理由はこのアルバムを聴けばよく分かる。
とにかく楽しい。
・「傑作」
エアロスミス大躍進のきっかけとなった、この作品にこそ『飛べエアロスミス』という邦題を付けてあげたい。前作までの泥臭さが薄まり、洗練されてきた。一曲目に飛び出すTOYS IN THE ATTICに驚いた人も多いはず。明らかに前作とは雰囲気が違います。そして、なんと言ってもWalk This Way と Sweet Emotion 。
ライブの定番曲となったこの曲を聴かずしてエアロスミスを語るなかれ。このオリジナリティこそ、現在もエアロスミスが最前線で活躍し続けている理由なのだ。個人的には、やはり次作『ロックス』が最高傑作なのだが、これを最高傑作と言われる方も少なくない。言い直します。このアルバムを聴かずしてエアロスミスを語るなかれ。
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