・「聴いたら手放せません…」
Vo.ブレッド・アンダーソンは、その存在だけですごいオーラを放っている人だ。独特の声。それに絡むリズム隊と、若干17才のG.が奏でるサウンドにノック・ダウンさせられた! 音楽シーンで、ディスコ調が流行ろうが、ヒップホップが流行ろうが…スウェードは変わらない。まるでラモーンズのように。
・「SUEDE渾身のアルバム」
デビュー当時からセンセーショナルだった、SUEDEの3rdアルバム。殆どの曲、作曲を担当していたギターのバーナード・バトラ−脱退後、「SUEDEは、もう終わりか?」と言われて居ただけに、発売当時は、初のバーナード抜きのアルバムで、どんなアルバムになるのか?楽しみでもあり、不安でもあった事を思い出す。一曲目から、ポップでキャッチーな曲が続く。このアルバムで、離れていくファンと根強く定着したファンと、分岐点になっただろう。バーナードよりもギター音を抑えているが、ブレットの艶のあるボーカルとギターが上手く調和されてる。1、2作目よりは、かなり大衆ウケを意識したアルバムになってるが、良い物は良い!のである!当時「バーナード脱退後、よく頑張ったな〜」と、感激したが、「この産みの苦労、渾身の作品は何だったんだ〜?!」と、今は言いたいが(あんなに悪口言ってた、バーナードとブレットは、SUEDE解散後、ユニットを組んだ)かつての名曲は、今も色褪せない。特に「SATURDAY NIGHT」は涙もの…。
・「衝撃の一枚」
私が洋楽を聴き始めて、本当に好きになった初めてのバンドがスウェードだった。(随分後追いだったから、リアルタイムで聴けたのは、「ニューモーニング」だけなのだが。) で、彼らを初めて聴いたのがこのアルバム。一曲目「トラッシュ」を初めて聴いたとき、ミスチルや洋楽のアイドルポップしか聴いていなかった私はものすごい衝撃をうけたものだった。「なんて気持ち悪い声なんだ!」と(笑)。その衝撃は、以降私の聴く音楽の中心軸が完全にスウェードになってしまうほどだった。(例えば、レディオヘッドを聴き、スウェードに戻り、NINを聴き、スウェードに戻りという具合。) 一曲も捨て曲が無く(彼らの場合B面曲でさえそうだが)、カラフルで毒々しくまた美しい。傑作。
・「超ドPOP」
蛍光色っぽいジャケットのインパクトも凄いけど曲が全部ポップです。前作「DOGMAN STAR」がかなりアート寄りの内容で音学性も高かったのですがバンドの重要メンバーが脱退してしまって「SUEDEももうダメか」と言われていたあの頃。誰もこんな華やかなポップアルバムを作ってSUEDEがトップに返り咲くとは思っていませんでした。
脱退したギタリスト バーナードがピアノやストリングスアレンジまでこなしプロデューサー的に重厚なサウンドを作っていたのに対し、新ギタリストのリチャードは良くも悪くもアクが無いのですが、その代わりバンド全体としてのエネルギーを取り戻した感じです。はっきり言ってドラムもベースも強靱なリズムじゃないし、ギターもキーボードも白玉弾きで技術的で無い。でもその青臭さすら感じさせる演奏が刹那的でポップな楽曲にぴったり合ってます。結果としてこの作品が一番売れたし、SUEDEの良き時代だったのではないかと思います。
・「Suede一番の名作」
女のような声で歌い(しかも激しく)同性愛で(おおっぴらに)ライブも妖しく踊るとくればゲテモノ扱い決定のような物ですが、そんなSuedeがUKロックのトップにたてたのは、美しく妖しいメロディー、鳴り響く澄んだギターがあったから。
ソニーのCMソングになったTrushやアコギの美しいBy The SeaなどSuede屈指の名曲がそろう名盤です
・「90年代グラムの名盤」
96年発表の3rdアルバム。 バーナード・バトラーの脱退など全然関係ないと言わんばかりの傑作♪シングルヒットした1曲目の「trash」やデヴィッド・ボウイっぽい音作りの「by the sea」,90年代のグラムロックてな感じの「starcrazy」,メロディーが美しすぎる独特の世界観を打ち出した「picnic by the motorway」などとにかく曲が良い♪ 通して聴けるアルバムだ。各曲のカラーがくっきりと分かれている。最初聴いて駄目だって思う人がいたらじっくり聴いてみて欲しい。徐々に深みにハマって中毒になるわ
・「嬉しくなるようなバンド・サウンド」
突き抜けた一撃のような晴れ晴れしいアルバムです。
要のギタリストが抜けた後、彼らからの回答は散々危ぶまれたせいもありますがとても爽快に仕上がっています。サウンドの変化はもちろんありますが、それがマイナスに働くどころかむしろヴォーカルの色気を引き立たせるのに成功しています。力強さのあるバンドになりました。
ジャケットデザインはあのnick knightとnew order等でおなじみのpeter savilleでこちらも文句なしです。
・「退廃と美」
スエードのアルバムの中でも最もポップあんどキッチュ。無知で退廃的な若者の生活、であるが故に一瞬の輝きがそこにあるよね、みたいな雰囲気。
でもまぁ、無知で退廃的だから。非生産的ではあります。そんなところにとどまっていてはいけないのです。この作品以降のスエード作品はそこから鮮やかに抜け出し、真っ当な社会性を持った大人として、ROCKを鳴らしてる。それはそれ、これはこれ。全部最高。全部セクスィー。
・「ロック・スター!!」
始終ハイテンションなロックンロール・ナンバーの嵐!どれをシングルにしても良いような完成度の高いキラーチェーンばかり。そしてもちろんスウェードの核となる生臭さがなくなるはずがない。メンバーの入れ替わりや自分の逆境をよりよい音楽に昇華させるという強さを見せつけたスェード。決死の前進。それがどのナンバーからも伝わってくる。
今でも歌われる名曲がたくさんあります。
・「やりすぎ!!!」
甘い、甘すぎる!!!とろけるような歌の連発。個人的には最高傑作だと思うう。バーニーがいなくてもスウェードは大丈夫!ブレットという伊達男さいえればスウェードは十分スウェードだ!合成着色料をふんだんに使ったお菓子のような、そんなけばけばしい世界満載。はまるとなかなか帰ってこれませんぜ、この世界。
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