・「女の子の可憐な愛らしさが存分に感じられる1枚」
1982年11月のアルバムです。シングル「野ばらのエチュード」が含まれています。歌詞・曲・歌ともに素晴らしいアルバムですが、やはり特筆すべきは歌詞でしょうか。聖子ちゃん黄金期といえばやはりこの人―松本隆。Candyは全曲松本隆さんが作詞していますが、その“女の子らしい可憐な愛らしさ”に包まれると幸福感でいっぱいになります。(逆にそれがどうも・・・↓ という方ももちろんいらっしゃると思いますが。)また近年ヒットしている曲の歌詞は心情が主という感じがしますが、松本隆さんの歌詞は情景が多く、ひとつのストーリーとしてイメージが膨らみます。イマジネーションに広がる美しい景色にうっとりできるようなところも大好きです。
個人的に好きな曲は(・・・どのアルバムより一番好きなので選びにくいのですが・・・)◆モッキンバード ◆ブルージュの鐘 ◆真冬の恋人たち です。どれも本当にHappyな気持ちになれます。ぜひ聴いてみて下さい。
・「絵になる風景」
澄み切った冬空のまたたく星の下で聴く。衣替えした冬の装いといったアルバムです。曲のひとつひとつがくっきりとした世界を持っていて目の前に光景が浮かんでくる、それも幸せな気持ちになる世界が。LPレコード時代、ブリュージュの鐘が終わってもしばらく余韻に浸ったままB面に行くのを忘れていた、そんなことが思い出されます。たくさんの素敵な曲たちの中でも『黄色いカーディガン』は落語で言うところの膝替わりの役割りで、捨てがたい小品です。
・「つかの間の自由な時間」
このアルバムは頂点を極めた感のあるPineappleの次のアルバムだが、ジャケットも「秋」を連想させ、実に品のいいアルバムで、聖子にとっても「収穫の秋」だったに違いない。この一枚を聞けばわかるのだが、本当に暗さがない。明るいというよりも、本当に「幸せな」一枚だ。5曲目の「ブリュージュの鐘」の一節にあるように聖子の歌手としても本当に「ハーッピネス、つかの間の自由」な時間だったのかもしれない。その後の恋人との別れ、結婚、出産そしてゴシップに溢れたその後の私生活のことを考えるとファンとしてはこの頃聖子が一番充実していたような気がする。実は私自身、CDを再収集し始めた最初の一枚がこのアルバムだ。爽やかさ、暖かさ、若き聖子の円熟味が感じられる最高の一枚だと断言できる。
・「今までとは違う、冬のアルバム」
冬に向う季節にリリースされた割には、かなり弾けたアルバムです。特に1曲目の「星空のドライブ」は、細野さん(作曲)らしいノリノリの曲です。松本さんの詞も、情景が思い浮かぶ「恋の駆け引き」が初々しくて好感度!その他にもヒット曲「野ばらのエチュード」や「未来の花嫁」など20才の松田聖子さんの世界が存分に楽しめる最高傑作と言えるでしょう。只、残念なのは「小麦色のマーメイド」が収録されなかった事です。アルバムのイメージに合わなかったのでしょうか?でもその分、新曲が1曲多く聴けるので充分満足出来る内容になってます。
・「LP現役リアルタイムで買った一枚」
当時まだ小学生だった私が、少ないお小遣いを駆使して買った一枚のLP。どれも欲しかったんだけど、なぜかこの一枚を選んだのでした。先にSEIKO PLAZAで『未来の花嫁』を聞いていたせいだと思います。この曲はいまだに私の中の名曲。音もきれいだし、あのイカシタ歌詞。よくぞ思いついた!という感じがします。『黄色いカーディガン』も大好きです。
擦り切れるまで聞いた思い出の一枚。もういちどCDで聞こうと思いました。
・「聖子ワールドへ誘った1枚」
聖子の“冬”のオリジナルアルバムのマイベスト。「未来の花嫁」「モッキンバード」「真冬の恋人たち」等様々なシチュエーションでの恋心を唄い上げた名作。当時“星空のドライブ”をなけなしの金で買った中古車のカーステで聴きながら、窓を全開して真冬の夜道を突っ走ったおバカな聖子ファン(自分もその一人)は大勢いた事だろう。実はこのアルバムが自分を聖子ワールドへと誘うきっかけとなった。当時友人から何気なく借りたテープをBGMとして聞き流していたが、ある日“真冬の恋人たち”をじっくり聴きその歌詞に衝撃を受け、それ迄のただのアイドル歌手だと思っていた彼女への印象が一変。慌てて「裸足の季節」「SQUALL」からはじまる全作品をコンプリートしたものの、聖子がデビューしてからこのアルバムを聴くまでの2年半余りの歳月を、聖子の新曲リリースを待ちわびながら過ごす日々としてリアルタイムに送れなかった事が、今でも悔やまれてならない。
・「極上のアイドルポップス」
1.ライター陣がすごい2.声の表現力がすごい少女の頃、擦り切れるほど聴きました。音楽の仕事をしていますが、時代を感じさせない作りには、今もただただ憧れの思いです。「真冬の恋人たち」を十何年ぶりに聴き返し、曲と歌詞と歌声に泣きました。歳を重ね、仕事や家族でいつの間にか「妙に強くなってしまった」自分に気付きました。ホント、名曲です。
・「ミュージシャンとしてさらに磨きがかかりました。」
この作品は友人によくコピー頼まれた記憶があります。すべてのナンバーがアイドル作品とまったく違う次元の出来で、サウンド、アレンジ共に当時のJポップエッセンスがふんだんに入っていて、ヒットさせるためのお手本的な作品かとも思います。私にとって「未来の花嫁」は学園祭バンドで演奏した思い出深い曲で以外と難しかった記憶があります。(出来はイマイチだったかな?)思い出も盛り沢山ですが、さらに磨きのかかったSEIKOが聴けるイイ作品です。
・「作家群が豪華」
大滝詠一ほか細野晴臣も楽曲を提供。その他初期の名曲を書いた財津和夫や南佳孝、大村雅朗など、おなじみの豪華作家が参加。情景描写が絶品な「真冬の恋人たち」など、充実した内容。
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