・「バビロンの城門を聴いてくれ!」
Rainbowで2番目に好きな作品(1番はRising以外有り得ない)。これを以ってBlackmoreの様式美が停滞し,売れ線狙いを直走るのですが・・・。さて,この作品,最高傑作はやはりThe Gates of BabylonとKill the Kingでしょう。特に前者はRainbowと言わずロックでは一番な好きな曲です。“本当に”いい曲です。エキゾチックで中東を彷彿させるリズムに酔いしれていると突然Kill the Kingがスタートする。正に鳥肌物。無論この他も良い曲が多いのですが,この作品はこの2曲を聴けば元は取れたも同然です。とにかく2曲を聴かなければロック好きなら損しますよ。
・「緊迫感が良い」
リッチー・ブラックモアがレインボーというグループを立ち上げるに当たって、半ば乗っ取りを行ったことは有名だが、それをやる価値があったことは、このアルバムでのロニー・ジェイムス・ディオのボーカルとコージー・パウエルのドラムスを聴けば納得ができる。個人的には1曲目「Long Live Rock 'N' Roll」、5曲目の「Kill The King」、7曲目の「Sensitive To Light」が特に好きだが、このアルバムは、レインボー初期における3人のスターの才能がぶつかり合った緊迫感の高い名作だ。
・「リッチーのグルーヴ全開!!-でもロニーの歌が光る!!」
レインボー設立以来、いわゆる「中世ヨーロッパ」の世界を音楽で体現しようとしたリッチー。本作に先立つスタジオ盤「ライジング」では、のちのち造語であることがわかった「様式美」でその世界を見事に表現。本作はそのフィーリングを残しつつ、ややアメリカ向けにした、とリッチー自身が思いこんでいる作品(?)。リッチーのイメージは大爆発し、故コージー・パウエルのドラムと相俟って、ものすごいグルーヴを出している。また本作からはリッチーの自信があふれている感がある。今までライブでのオープニングを飾った「kill the king」のスタジオ盤や、名曲「Long Live Rock'n'Roll」を収録し、勿論大作「Gates of Babylon」もある。
後に賛否両論を生む作品を製作するリッチーにとって、最後の誰もが納得するリッチーの世界炸裂といったアルバムだが、その実、ロニー・J・ディオの素晴らしいヴォーカルが光る作品でもある。
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