・「Rainbow Rising」
発売当時18歳、今も忘れません。浪人中の不安な日々の中で、どれほどこのアルバムが精神的支柱になってくれたことか。それだけではなく、翌年の大学英語入試問題にstrikeの活用問題−そうつまり「Star・struck」−が出され、勝手に試験問題作成者はRainbowのファンに違いないと思い込んだほどでした。しかし当時はハードロック大不況、今では考えられないけど、Rainbowのファンという事さえComimg out出来る雰囲気ではなく、隠れキリシタンよろしく「これはひそかに一人で楽しむもの」として鬱積が溜まってましたね。又、このアルバムは各音楽誌(といっても当時は2〜3冊)でも酷評の嵐だったのもよく覚えていますよ。「古臭い音楽」、「ギターソロが長い」とか「ドラムのリズムのノリが悪い(?)」とか。ともかく、その後評論家のレビュー(特にRainbow、Ritchie絡みでは)全く読む気も起こらないことも多かったように思います。しかし、このリマスター版を購入して(LP、初版CD、これで3枚目)改めて感じるのは、このエナジーは一体何だと。実質3人のカリズマ(トニーカレイも瞬間的によい仕事はしていると思うけど)で、この普遍的なハードロック様式を構築したことはまさしく奇跡以外ありえないと強く感じます。もちろんリッチーが当時のインタビューで「ラウドに演奏するのさ。皆を熱狂させるためにね。」という策略に単純に引っかかっただけかもしれませんけれど。しかしその後、「メロディアスにプレイするのさ。アバが大好きだからね」、「俺の本当にやりたかったのはルネッサンス時代の音楽なのさ」などなど、まあ全てに継続して引っかかり続けている訳ですが。。。 閑話休題、いずれにしても堅岩古典伝統芸能継承第一人者のこのアルバム一枚、若い方にも必携です。
・「若人よこれを聴け」
空前絶後の絶対的名盤。私にとって、この作品に比肩しうるロックの名レコードは、ザ・フーの『四重人格』ただ1枚しかない。だが、ことハードロックの世界に限ってものを言えば、本作の出来はそれをはるかに上回る。洋楽を聴きはじめてそろそろ30年、プログレにヒップホップにトランスに・・・・すべてひっくるめても、これら2つの作品は、私の心の中の絶対的ワン・ツーなのである。本作が発表されたとき、私は中学生であった。この頃からアイアン・メイデンらが登場する80年頃までは、今の若者には信じられないだろうが、ハードロックは世界的に不遇の時代で、古臭くダサい音楽とされ、こと日本においては、レインボーは「いもバンド」の代表格のように扱われていた。(ジューダス・プリーストなどは、それはそれはこっぴどく侮蔑されていた。)だが、血気盛んな青春真っ只中の少年たちはレインボーを支持した。来日公演で、熱狂してステージに押し寄せたオーディエンスの下敷きになってファンが命を落とす不幸なアクシデントが起き、バンド側がご遺族に見舞い金を送るという事件まで起きた。(以降、ロックコンサートには警備員が配備されるようになった。)今でこそレインボーも本作も正当な評価を得ているが、そんな歴史もあったのだということを知った上で聴いたならば、当時のリッチーが究極のハードロックの完成に傾けた情熱と執念、本作の価値を、より感じてもらえるのではないだろうか。
・「コージーはカッコいい、やっぱり」
この作品でやっぱり一番凄い/凄まじいのは、今は亡きコージーパウエルの、あの、裂けそうなドラムです。もう、テクニックというような領域ではなく、魂でドラム叩いている(殴っている/蹴っている)。ただ、個人的にはあの緩いチューニングと音質(マイクの位置かなぁ?EQかなぁ?)はちょっと勘弁して欲しいです。でも魂のプレイは凄い。
それにしても、リッチーは、ベースをどうしてあんなに薄っぺらくするのでしょう? A light in the blackなんて、ベースが完全に殺されている。圧倒的なパワーとドラマに満ちた名曲なだけに、もう少しベースの活かし方を… と思ってしまいます。再生時に低音をブーストしたりするのですが、そうすると自然さが失われてしまいますし。 聴くたびにちょっと欲求不満になります。
どの曲も全力投球、フルパワーで、これがロックだぜい!、というわかりやすい、好感の持てるアルバムです。
・「3人のバトルから生まれた名作中の名作」
リッチー・ブラックモア率いるレインボーの最強アルバム。ロニー、コージーというリッチーにとって掛替えのないパートナーとの演奏は、個々の強烈な個性と才能が火花を散らす、正にバトルライブと化していました。そんな中で生まれたこのアルバムこそ紛れもなくレインボーのいや、ハードロック/ヘビー・メタルの最高峰と断言します。
あらゆるバンドが束になってかかって来てもビクともしない、そんな気にさせる名作です。特にLP発表当時、B面をフルに使った2曲の超大作は何年たっても眩しい輝きを放ち続ける名曲としてこれからも語り継がれる事でしょう。
・「レインボーの最高傑作!」
様式美ハードロックの祖、レインボー。その最高傑作ともいえるセカンドアルバム。まさに、ロック史に残る名盤である。もちろんリッチーブラックモアのギターはすばらしいのは言うまでもないですが、ロニー・ジェイムス・ディオの鬼気迫るボーカル、今は亡きコージー・パウエルのパワフルかつリズミカルで個性的なドラムプレイもすばらしい。
もちろん、アルバム全体で見てもすばらしい。もちろんハイライトは⑤、⑥であろうが、①の最初のキーボードソロもすばらしいし、他の曲もメロディがすばらしいし、ほとんど捨て曲なしである。⑤はコージーパウエルのパワフルなドラムを堪能できるだけではなく
曲の展開やアレンジなどもすばらしい。まさにレインボーの真骨頂。また、⑤から⑥への流れは鳥肌物である。⑥も言うまでもなくレインボーのバンドとしての実力の高さを強く実感できるし、圧巻というしかない。
・「ビバ!三頭政治!」
ご存じ、ロニー・ディオ(vo)、コージー・パウエル(ds)という逸材を得て、リッチー・ブラックモアが世に問うたヘヴィロックの傑作です。ツェッペリンのナンバーを下敷きにしていながら(「スターゲイザー」←「カシミール」、「タロット・ウーマン」←「イン・ザ・ライト」)、あくまで様式美に染め上げる手腕に脱帽。
この3人の蜜月がごく短い期間で終了してしまったのが、残念でなりません。
・「初期レインボーの最高傑作」
リッチーブラックモア、ロニージェイムズディオ、コージパウエルのいわゆる三頭政治時代の最高傑作である当作品はまた、いわゆる様式美ロックの原典というかバイブルとも言うべき作品である。当作品の特徴は下記のとおり。
① レインボーの最初のアルバムである前作品は、ある意味試験的なもので様々な要素の曲が入っていてバラエティに富んだ作品であると言えるが、2作目の当作品はその方向性が明確に打ち出された作品である。上記のとおり、様式美を追求した作品であると言える。曲①なんかは、特に代表曲でもなく、そんなに長い曲ではないが様式美にあふれる佳曲であるし、⑤はこれぞまさに様式美、という大曲であるし、⑥のギターソロも天を架けるような飛翔感(←変な言葉だが・・・)にあふれる曲である。
② レインボーマニアでも、一番好きな作品といえば、この作品を選ぶ方は多いであろう。何故であろう。それは、レインボーの本来の姿である様式美が如実に現れている作品であるからであろう。後期レインボーのキャッチ―な楽曲が揃っている作品とは違い、ロックしている姿がこの作品にはある。
③ 様式美ロックの愛聴者の方は是非そのルーツとも言える当作品に耳を傾けて欲しい。勿論、若干の古臭さは否めないが、間違いなく、その楽曲のよさには驚かされることと思う。
上記の特徴を持つ当作品を是非聴いてみて欲しい。リッチーのメロディーメイカーとしての才能が如何なく発揮され、かつ周りのメンバーもそれに最高の形で答える力演をしている、全てが噛み合った作品であると言える。
・「ハードロックの一つの頂点。 Cozy Powell の生涯最高のプレイ。」
Rainbowの最高傑作であるばかりでなく、ハードロックの一つの頂点をなす名盤。ギターのRitchie Blackmore、ヴォーカルのRonnie James Dio、ドラムスのCozy Powellというロック界の才能が結集し、1「Tarot Woman」、5「Stargazer」、6「Light in the Black」などの大作を中心にテンションの高い楽曲を配した極めて内容の濃い一枚。「Stargazer」では、故Cozy Powellが "生涯最高のプレイ" と自賛する気迫のこもった激しいドラミングを聴くことができる。
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