・「ピコピコ」
昔の曲を自分たちで焼き直すなんてことをしようとすると、どこか背伸びしたような、というより昔の曲の魅力とは違う部分で勝負したくなってしまうものだと思うのだけれど、このアルバムは、特に前半なんかは原曲の良さを更に引き出そうという意志が見える。そこが凄い。チープなシンセサイザーのサウンドを如何に聴かせるか、そんな所でストイックにアレンジに打ち込める人なんてそうそういないように思う。そういう意味でもクラフトワークはオンリーワンなんだろう。曲はもちろんキャッチーで聴きやすい。電子音をさす、ピコピコという言葉は正に彼らのためのものだ。
・「Musik Non Stop」
クラフトワークの代表曲のリミックスアルバム。僕はこのドイツ盤を持っていますが、曲のドイツ語表記がほんとに彼等の曲にピッタリでできたらドイツ原盤で聴いて欲しいです。
『Die Roboter』、『Computerliebe』、『Radioaktivit』、『Metall auf Metall』、『Musik Non Stop』いずれも元のアルバムよりいいくらいの出来栄えでクラフトワークの中で一枚推薦せよと言われたら僕はこれのドイツ盤を推薦するとおもいます。
MIX自体が彼等にピッタリですよね。
・「彼らの罪の重い荷を長く十字架の上で担われた」
テクノの帝王クラフトワークのリミックスアルバムです。「ロボット」「アウトバーン」「ヨーロッパ特急」のような代表的なすばらしい曲も入っています。映画マトリックスの主人公のように神経伝達のスピードが尋常ではない方におすすめします。おすすめの25枚の1枚です。
・「ドイツ最高のテクノバンドのコンピレーション」
このバンド初期には現代音楽なんかを演奏していた。それがポップでキャッチーな路線に変更してからというものかなりポピュラーな存在になった、そのため世界中でブレイク。リズムマシーンにシンセのリフをのせるというスタイルは世界中のミュージシャンに影響を与えた。テクノ入門には最適な一枚。10点中10点
・「クラフトワーク初心者へのイントロダクション」
元祖テクノ、神様クラフトワークが、’70~’80年代にかけて発表してきた自らのアルバムを’80年代のポップ感覚に溢れたヴァージョンにリミックスしたもの。
聴いてみると、確かに「アウトバーン」以外はこちらのアルバムのヴァージョンの方が非常にポップで聴きやすい。クラフトワークと言うと、日本のYMOなどに比べると音の数がとても少ないけど、このアルバムではビルボードのヒットチャートしか聴かないようなティーンでも聴けるような感じがする。
バリバリのテクノファンで、今までのクラフトワークも全て聴いてきてるよって人にもオススメです。でも、やっぱり「アウトバーン」だけは、オリジナルと比べちゃうとちょっと・・・。
・「自分たちでやってしまうこと。」
いろんなリミックスのネタになったクラフトワーク。それを自分たちでもやってしまうという感覚がいけてる。馴染む人,馴染まない人がハッキリ分かれる彼らだけど、馴染む人の中でも意見が分かれるかも。過去の曲をひっぱりだしてその時代風に焼き直す。意外に難しいんじゃないかな。でもそれをやってしまったクラフトワークに脱帽です。
・「テクノダンスミュージックの一つの完成形それはクラフトウ" ェル」
日本の代表的なテクノバンドYMO/電気グルーブなどにかなりの影響を与えているドイツのバンドKW。彼等は結成当初前衛的な音楽を志向していたが、グローバルなレベルで通用するポップバンドに見事変身をとげ各国でメガヒットを記録した。その時期のヒット曲をリミックスしたものがこのアルバムだ。ドイツ民族独特の硬質な音の手触り、がひしひしと伝わってくる。クルージング体験までもが疑似再現される『アウトバーン』。コンピューター社会になった今彼等の音楽が再評価されるのは当然だ。ヴォコーダ-を駆使して人間くささを消す手法もYMOに受け継がれた。これだけテクノというジャンルを世界に提示して世界中に多くの彼等に影響を受けた音楽家を出現させたことは偉大というほかはない。
シンセサイザ-+リズムマシーン+シンセベース+ボコーダ-+深いディレイという演奏形態(打ち込み音楽)=一種のミニマルミュージックは彼等が完成させたとも言える。最近ではダフトパンクなんかがよい例である。数々のフォロワ-を生み出したKWその偉大な足跡をリミックス形式で辿っているようでもある。冷徹な音群/規則正しいデジタルリズム/クールなサウンドスケープ/国籍不明の匿名音楽/ダンサブルなテクノ とこんな感じが合体した不思議な音楽でもある。ぐっとおさえたボーカル(ひたすらストイック)がまたムードをひきしめる。そのむかしパリ・コレのBGMに彼等の音楽が採用されていましたっけ。無国籍な感じがファッションにばっちりマッチしていました。
そんなグローバルスタンダードミュージックを作りあげた彼等、そして今彼等はDJたちからもテクノの元祖=カリスマとしてのリスペクトを受けている。黒人達が彼等の手法をまねしたのもうなずけます。デジタルにスイングしてりゃいいんだと思いますね。デジタル感=ジャストなノリのほうがダンスには向いていますものね。この後停滞するのですが、あらたな展開を彼等に期待したい所です。クルマで聴いていると眠くなりますので、高速道路では聴かないように。
・「このアルバム好きです」
かつての名曲を90年代ハウス風にリミックスされたアルバムで、どこかかっこいい。特に「電卓」はドイツ人の彼等がカタコトの日本語で歌っているので、ホントに出来たコンピューターミュージックという感じがします。気持ちが沈んだ時なんか「電卓」を聞くと、何か機械に励まされているみたいで、元気が出る曲で僕のお気に入りです。
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