In The Court Of The Crimson King: 30th Anniversary Edition [Remastered]
King Crimson(アーティスト)
● ジャケット展覧会
・「ロック史上に残る名作!!!!」
今更何を言う事もない、ロック史上の傑作である。
「アビイ・ロード」をチャートから引きずり降ろした事で有名なアルバムだが、ビートルズが拡大しきったロック・ミュージックにおいて、まだ創造すべき物がある事を示したディスクでもある。そして、アートワークを含めて、ロック・ミュージックが芸術と成り得る事を証明した作品でもある。
オリジナル・マスターを使用したこのディスクでは、まず音質改善の素晴しさに驚愕した!!! スティックが触るタッチの違いまで聴こえてくるシンバル、マクドナルドのブレスまで聞こえニュアンス豊かに響き渡るウィンズ。
レンジが広くなり分離が良くなった事で、もやもやしたものが一切ない眼前に迫ってくる音像となっている。しかしデジタル的なピリピリしたものではなく暖かみがある。
久し振りに良い音でこの作品が聴けた。まさに30年前にLPで聴いた生々しさ、いや実際はそれ以上だろう。 凡百の新譜より遥かに素晴しい感動を体験できた。
30数年経てこれほどの物を聴けるとは・・・!オリジナル・マスター恐るべし!!!。
・「プログレ的かっこよさ」
とにかくジャケットが曲を表している。一度聞いたら耳から離れない重厚なサウンド、どこか悲しく暗くでも心に残る美しさをもっている曲、本当に説明しにくいけどまさに(一言で言うなら)混乱と狂気!って感じです。
プログレッシブロックの金字塔的であるとともにプログレ入門にも割と適したアルバムですのでぜひ一度きいてください(そりゃ確かに好き嫌いもありますが)。
・「プログレッシブ・ロックの聖典」
1969年発表。キング・クリムゾンのデビュー・アルバム。僕の持っているCDは1989年にロバート・フィリップとトニー・アーノルドの手によってリマスターされたEGCD1だ。が、他のファン同様レコードから通算して4枚目の『宮殿』である(●^o^●)。ギター・メロトロン・サックスを見事に使いクラシック・ジャズそしてハード・ロックのエッセンスを見事に融合昇華させた本作は『プログレッシブ・ロックの聖典』とも言うべき傑作である。メンバーの異様なくらい高い演奏能力と破壊性(特にロバート・フィリップ)と哲学的とも言える歌詞による叙情性(まさにピート・シンフィールド)を合わせ持った希有なこのアルバムは、ビートルズの『アビー・ロード』を追い抜き、全英ナンバー1を獲得。時代が変わることを宣言した。ジャケットはバリー・ゴッパーの作品。不安に満ちたその表情はこのアルバムを見事に表現している。また、6作目のアルバム・タイトル『Starless and Bible Black(星一つ無い聖なる暗黒)』と本作中の『エビタフ』の『Confusion will be my epitaph(混迷が僕の墓碑銘)』は心に突き刺さる僕のクリムゾンに対するイメージそのものだ。『聖典』に言葉はいらない。ただ聴くべしである。
・「「イヤー参った」」
私は正直、もうちょっと早い時期にこのアルバムを聞いておけば良かったと後悔している。と、その前に、今現在でも、語り継がれているこの歴史的なアルバムは、キング・クリムゾンと言うバンドで、1969年に発売されたファーストアルバムである。このジャケットを一度は見た事もある人もいるだろう。このバンドは、プログレッシブ・ロックの第一人者で、プログレッシブと言うのは、プログレス=進化すると言う意味があり、進化的なロックと言うべきだろうが、常に音楽は、進化するものであり、現在でも進化し続けているので、俗に、1960年後半から1970年初期までに、世に出てきたそれ系のバンドの事を言う説がある。さて、アルバムの話に戻そう。私は先に書いた、早い時期に聞いておけば…、と言うのはオープニングナンバーの「21世紀の精神異常者」を聞いてそう思ったからだ。もうその曲の展開力にただ、圧倒されっぱなしだったからだ。色々な所でこの曲について絶賛しているが、それがこの年齢になって分かるという事にとても後悔しているのだ。だが、あまりに奥深い、難攻不落なその展開に、若かりし頃の私が、果たしてついて行けたか?そう考えると、ちょっとお馬鹿サンな私が今聞いて、理解できると言う点で、無難なトコなのだろうか。このバンドの中核、ロバート・フィリップがこの曲の他色々と手がけているのだが、まさに「21世紀の精神異常者」はロバート・フィリップ自分自身に作った曲ではないだろうか。そう解釈してならない。この人の頭の中はどーなっているのか?とにかく、この曲だけでも良い。大いに聞く価値はある。が、これを、芸術として理解出来無い人もいると思うので、それはそれで好みの問題なので仕方ないが…(汗)
・「完璧な美」
完璧といえる演奏技術に裏打ちされた大迫力と、塵芥すらその衣擦れを叱責されそうな静寂の対峙の中に潜在する究極の美、絶えず繰り返される諧謔的なテーマのメタモルフォーゼ、そんな判断不可能な状態において人は正常でいられるだろうか?
彼らは絶対狂っている、ロバートフィリップこそ20世紀の精神異常者なのだろう。気狂いの道化師と紙一重の天賦の才による美への飽くなき追求に付き添ってしまった聴取者は、21世紀の精神異常者に成り下がってしまうのであろうか? いやそれこそが突きつければ個人的な幸福の不可視な形なのかもしれない。
・「難解でわかりにくいバンドのわかりやすいアルバム」
彼等のは音楽ではなく音学。ロック界陽の頂点がツェッペリンだとしたら陰の頂点はクリムゾン。別名:独裁ロバートフィリップバンド。ジャケットまんまの音楽。ロバート・フィリップは常にアバンギャルドな精神で音楽を作り続けている。
・「どうせ、アマノジャクですが」
以前から聴きたいと思っていたのに、未聴できてしまって既に20年以上。やっと聴きました。でも、ごめんなさい、僕には何でこの作品がアビーロードを抜いてトップに君臨したのか、そしてながきにわたって名盤、傑作と呼ばれているのか、理解できなかった。もう一度聴いても、そんなに変わらないと思ってしまいます。駄作とは思いませんが、ラストの表題作くらいしか心に訴えてくるものがなかった。きっと、ELPとELPのグレッグ レイクをイメージしすぎたせいか?そのELPもあまり得意じゃないしなあ。YESは好きだけど。きっと、プログレ聴く資格や感性がないあまのじゃくなのね、僕って。
・「傑作です。」
キング・クリムゾンの数々のアルバムの中で、デビューアルバムである本作は特に毀誉褒貶の落差が激しいアルバムではないだろうか。それは発表当時からそうだったようで、当時はシンフィールドの詩に対する批判が多かったようだ。「笛吹き」や「魔女」がてらいもなく登場する歌詞が子供騙しだ、という批判である。今になってみれば、それに加えて大仰な構成や悲壮感漂う曲調が、「古臭いプログレ」としてアナクロニズムを指摘された危うさを確かに持っている。しかし実際にこのアルバムに耳を傾けてみると、そういう批判はあまりに表面的だという気がしてくる。当時としては斬新だったプログレのフォーマットを提示したことだけがこのアルバムの値ではない。
今でもこのアルバムを聴いて感じるのは、クリムゾンの楽曲にはなぜが聴き手を非常に動揺させるユニークな力があるということで、それはおそらく 曲形式とはあまり関係がない。私はこのアルバムを聴くとゴヤやボッスの絵を思い出す。不安、狂気、そしてこの美しさの底には恐怖すらある。アルバム全体を通して絶え間なく不安の情緒が流れていて、それは「風に語って」のような静かな曲でも例外ではない。更に言えば、一つ一つの楽器の音にすらそれが感じられる。レイクのヴォーカルにじわじわとかぶさってくる「エピタフ」のメロトロンの美しさは有名だが、この楽器を使うプログレバンドは数あれどこれほど不安感をたたえたメロトロンの音を私は他で聴いたことがない。まったく異質だ。それと同じことをアコースティックギターやフルートの音にすら感じてしまう。不安感、徹底的なユーモアの把??如、そして何か非常に切迫した現実逃避の感覚。これを作ったアーティストは精神を病んでいるのではないか、とすら思わせる何かがある。無論それは芸術的狂気であり、つまりは傑作ということだ。
・「濃すぎて飽きるかも」
カントリーの要素、入っていますか? ムーンチャイルドのことかな。ムーンチャイルドの後半はここでは不評のようですが、ああいうのも前衛音楽の一分野なので入っているのはよい。 それより「風に語りて」がダルい。「新世代への啓示」に入っているジュディ・ダイブルのヴァージョンの方がいい。 クリムゾンの最高作と自他ともに認めている盤のようですね。でも「アイランド」と「暗黒の世界」の方が深い。
・「問答無用の名盤」
高校時代にクリーム、ツッペリン、ディープパープル、イエス等々いろいろなロックを聴いた。今では、バッハ、モーツアルト、ベートーベンばかりを聴く40歳過ぎの親父になったが、このアルバムは年数回聴きます。クラシックと比較することは無意味。プログレとして分類することも無意味。ムーンチャイルドはいただけないが、その他は名曲ぞろい。
エレキギター、ベース、ドラム、シンセサイザ、フルート、ボーカルを組み合わせて演奏された音楽における傑作です。問答無用の名盤です。
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