・「破壊的・刺激的」
ブレイクビーツといえばこれ。テクノが起こした旋風でこれ以上大きいものはないだろう。イギリスのチャートでシングル2枚、さらにアルバム自体も首位を獲得した異例のアルバム。
まず、いわゆるピコピコのテクノとは全然違う。不協和音を多用した強烈なインパクトを持つ曲ばかり。不気味な異次元に連れてこられたかのごとき音。ぶっ飛んでいる。オアシスのノエルをフィーチャーした5曲目が全てを物語る。まずこの曲を聴いて、肌に合わないと思ったら聴くのをやめた方がいい。逆に、メロウな普通のテクノで眠くなるひとにはオススメ。思わず体が反応する、とでも言おうか。コンピュータから作られる音だけで数万の観衆を酔わせられる人たちはやっぱり違う。最新のアルバムを好きになれなかったのは、この頃のイメージがついてまわるからだろう。
オススメ曲…1,5,11。1,5はシングルとしてUK1位になった。ちなみに先述した5曲目はBeatlesの「Tomorrow Never Knows」がモチーフになっている。カットはされなかったが、9分を越えるラスト11曲目はケミカル最大の名曲。
ロック好きに訴求しうるテクノ。ロック意外聴かないという人も、このアルバムからテクノに馴染んでみては?
・「個人的な意見ですけど…」
ビッグビートの大御所、Chemical Brothersの出世作となった、97年発表の2nd Album。
テクノとロックの融合というのが謳い文句ですが、楽曲構成は所謂デジロック系のものではなく、1コード・トランスみたいな楽曲が多いんですよね。
やっぱりこの構成の楽曲に必要なのは、「前へ!前へ!」と突き進む疾走感だと個人的に思いますが、このアルバムにそういった疾走感はあんまり見受けられないんですね。(長く聴いてると、フレーズや音色の抜き差しばっかりの展開に飽きてくる…)サウンドも割と地味めな気がします。
ただし、OASISのノエルが唄った5.Setting Sunは良いですね。これくらいダイナミックな音使いの楽曲がもっと多かったら良かったんですけど…
・「Tomorrow never knows」
2005年の東京ベイNKホールでのライブでは新曲のGalvanizeが大いに盛り上がっていました。
ライブはアルバム「サレンダー」に収録されているHey boy hey girlでスタートしていましたが、2人が登場して会場でかかっていたのはビートルズのアルバム「リボルバー」に収録されているTomorrow never knowsのケミカルブラザーズバージョンでした。アルバム「ディグ・ユア・オウン・ホール」収録のSetting sun感じはTomorrow never knowsを現代に復活させた名曲だと思います。
・「期待とおりのビート」
~たたみかけるようなビートは他では聴く事ができません。
~~1曲目から疾走していくビートは途中何度かダウンするも私たちが望んだ通りの彼らのサウンドです。ロックよりロックらしい破壊力はリスナーの暴力性もケアしてくれます。アートワークも彼らの中では素晴らしいのではないでしょうか。ただ、M-11は彼ら以外にもやれる人がいるだろうという点ではアルバムに収録されていなくても良かったと思います。~
・「ロック好きをテクノに目を向けさせた」
なんといってもこの分厚いベース音、ビートにつきる!!はっきり言って別に今までテクノやらビッグビートやらクラブミュージックやら聴いたことない人をも関係なく巻き込む10年に1度出るかでないかといった作品。頭2曲を大音量で聴いたら全身血たぎります。そしてシングルになってる”setting sun”はあのオアシスのギャラガー兄弟の兄貴ノエルが「俺にも歌わせろ!」と頼み込んだ作品。あのノエルがですよ?期待に十二分にこたえてくれます。
・「最高のブレイクビーツ・テクノ!」
大ヒットしたM1『Block Rockin` Beats』、OASISのノエル・ギャラガーが参加した『Setting Sun』を含む彼らにとって通算2作目のアルバム。とにかくブレイクビーツとヴォイス、ベースラインの絡みがかっこいい。彼らの作品の中で最もブレイクビーツよりで、一つの頂点を極めたともいえる。個人的には彼らのアルバムの中で一番好き。
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