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▼OK Computer:詳細

OK Computer

OK Computer
Radiohead(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「必然の叫び
世界には他にもたくさん物凄い名盤ってのはあるんでしょうが、僕が本当に名盤だ!って断言できるのはこれと次のアルバム、Kid Aです。

レディオヘッドっていう日本じゃあまり有名ではない(特に洋楽を聴かない人にとってはバンドのスケールにしては異常なほど知名度が低い)バンドのこのアルバムが、ネットや雑誌で物凄い評価をされてるので聞いてみようと思いました。

初めて聞いた時は、ネットや雑誌の評価のこともあったので、物凄く期待して聞いたんですが、なんだ普通じゃないか、と思ったのを覚えてます。というのも、中二くらいから典型的な中二病でちょこちょこっとアメリカのオルタナを聞き始めていて、それで中三でこのアルバムに出会ったんですが、当時の僕にはこのアルバムの良さが分かる耳が出来ていなかったと思います。

おそらく、この僕に起きたことは、ほとんどの人に起こるのではないでしょうか。UKの音楽を聴く耳が出来ている人でも、おそらくこのアルバムを一回で完全に理解するのは、不可能だと思います。事実、フロントマンであるトム・ヨークは、現在はこのアルバムは恐ろしいほど評価されてますが、これがリスナーに受け入れられるかかなり不安だったようです。

このアルバムの良さが分かるまでは、人によって全然変わってくると思います。1日で分かる人もいれば、1年かかる人もいるでしょう。

僕が、このアルバムの良さが本当に分かったって自身を持って他人に言えるようになるまでは、このレビューを書いてる今まで、3年間もかかりました。

もちろん、一回聞いた時点でも、ある程度は気に入っていたんですが、その時点ではこのアルバムの持つ「魂を貫く力」には全く気付いていませんでした。

このアルバムについて、まず最初に言わなければならないのは、近代主義の問題というテーマの再現性の高さだと思います。言葉と音に、奇跡的な、人間が作ったとは思えないとさえ思わせる一体感があります。バンドが主張したいことが、これでもかと魂に訴えてきます。(臭い表現ですが、これしか思いつきません)

合理性を追求するあまり何かを失ってしまった現代人ニヒリズムにより、虚しい快楽主義に陥ってしまったヤッピー本当に価値のあるものが分からず、ブランドものを買い漁る豚のような女企業が利益を追求するため生まれた、保存料漬けの豚肉

これらに警鐘を鳴らすため、これらを心の底から憎んでいるため、RADIOHEADはこの傑作を生み出したのではないでしょうか。

OK COMPUTERという世紀末に現れた負を負で正に変えなんとする黒い光の出現は、偶然ではなく、時代の必然だったのかもしれません。

・「経年変化
初めてこのアルバムを聞いたとき、当時中学3年生ぐらいだったんですけど、何が良いのかさっぱりわかりませんでした。陰気くさいし、アップテンポの曲は少ないし、歌詞は意味わからないしで、完全に過大評価されてるアルバムだと思いました。でもいつからか、自分が歳を重ねていくにつれてこのアルバムを聞き込むようになっていきました。自分の聞く音楽が変わったというのもあるのでしょうが、このアルバムの持つ音の説得力だったり、色だったりが聞く度に変化していったのです。初めて聞いてから10年近くの月日が経ちましたが、今でも聞き続けています。やはり、傑作なのでしょう。個人的にはKARMA POLICEが大好きです。

・「OKコンピュータ
OKンピュータ。このレビューは、このタイトルについてだけ書きたくて書いています。

自分はコンピュータが嫌いです。

今の社会の中で、実際コンピュータはなくてはならないものになってしまってはいるけれど、それは結果的にそうなってしまっただけで、本当にそれがなくてはならないかというと、そんなことはない。自分はこの15,6年の、一般家庭にまでパソコンの浸透していった時期に成長してきた世代だけど、そのおかげで何かいいことがいろいろあったかというと、・・・全然そんな気がしない。

コンピュータがあらゆるところに浸透したおかげで、生活の中のちょっとしたところで便利になったことはあって、そういう便利さを元に大もうけした人や企業もいて、個人も企業も役所も、今やみんなこれに大そうな金をつぎこんでるわけだけど、これが本当の意味で多くの人を幸せにするものかといったら、甚だ疑問だと思う。

それで、このレディオヘッド。コンピュータを何の抵抗もなく、普通に道具として使って、唯一無二の、しかもポップで、確かにロックでもある、レベルの高い音楽を作り上げてきたバンド。

そのバンドのアルバムタイトルである、OKコンピュータ。これは、「コンピュータっていいわ、OKだわ」という意味では全然ないと、前から思っています。この意味は、別にコンピュータもいいじゃん、じゃないかと思うのです。要は、コンピュータ使っても、結構こんないい音楽もできるよ、コンピュータで別にOK、という消極的な肯定というか、そんなニュアンスじゃないかと思うのです。

そしてそれが、自分には、今の社会をコンピュータのはびこる社会という観点からみたときに、すごく正しい、真実を穿った態度であるように思えるのです。コンピュータは、「まあいいじゃん、使った方がよければ使えば。使いようによっちゃ便利だよ。」くらいにごく普通に使うのがちょうどいい。少なくとも、そんな、なんとか革命とか、大そうに考えるようなものじゃないような気がします。

だから、冒頭に書いたことは実はあまり正確じゃなくて、自分はコンピュータがそんなに嫌いってわけでもないけど、どうも世の中で重要視されすぎて自分の暮らしも変なふうになっちゃってる気がするという、それが嫌なんだということかもしれません。

まあ、ファンの人はそんなの全然わかってるんだと思うけど、レディオヘッドはコンピュータ使っても使わなくても、唯一無二のハイレベルな音楽を作ることは間違いないと思いますし。

だから使ってもOKと、そういうことなんだと思います。

そもそも、彼らの作品はいつも大仰な解釈されがちだけど、自分にとってはとれたての野菜に塩つけて食ってすごくうまい!というのとそんなに変わんない感じで、普通にいい音楽なだけだと思えるので。

・「Karma Police
20世紀の急激な発展、情報の氾濫をそのまま投影したかのような作品である。クライマックスはParanoid Androidの最終章だろう。その後のロック史に多大な影響を与えると同時に我々にも変化をもたらすであろう作品。

・「名盤!!
彼らは毎回素晴らしいアルバムを作りますが、このアルバムが一番だと思います。びっくりするくらい捨て曲がありません。是非聴いてみてください!

・「人それぞれですが
M5のLET DOWNに入るところでほぼ必ず泣いてしまいます。少なくとも僕にとってはかけがえのない音です。

・「90年代ベストポップロックス
はっきり言って、このアルバムは完璧だ。

イチローがロナウジーニョにはなれないように、全ての音楽性を包括できる作品ではない(っていうかそんなアルバムは当然ありえない)しかし、ことポップロックスと新旧の前衛的解釈の融合、という面で見るならば、このアルバムは間違いなく「完璧」な作品である。そして、ポップミュージックのフォームを更新した一つの事件でもあった。

Airbag、Paranoid Androidの二発はクラシック、ブレイクビーツ、メロディーの叙情性、爆音ギター、その他数多の石碑を削って作られた、美麗すぎる音の彫刻と言って何の問題もない。Subterranean〜では神がかったPANいじり聞ける。その後の4、5、6の傑作バラード連打(特に5を超えるほど壮大で美しい曲を僕は聞いたことがない)も凄い。7で経済社会糾弾という根底のテーマに念を押し、躁鬱な8、9で極限までアルバムの雰囲気を落ち込ませる。そしてNo SurprisesとLucky。落ち込んだ空気が静謐な鉄琴とトムの叫びによってかき消される。最後はリピート再生で歌詞テーマが循環。またAirbagから世界観が復元される。

金字塔だ。

確かに、音楽的挑戦という面でこれより優れた前衛作品は腐るほど存在する。しかし前述の通りロックポップスと一部前衛的解釈の融合という面で、この作品の整合性を超えるアルバムは、おそらく地球上に存在しない。

7含めて全ての曲は必聴ものだが、2、4、5、10は是非ともなるべく多くの方に、死ぬまでに聞いて欲しい。

歌詞も本当に素晴らしい

・「暗くてよい
噂どおりの名盤である。この暗さは大変ここちよい。きけばきくほどはまっていく。90年代のアルバムとは思えない。クリムゾンとデビッドボウイの70年代の初頭くらいの時代を思い出した。

・「絶望することですっきりするパラドックス
アルバム全体を通して絶望的な空気が立ち込めているアルバム。

憂鬱でどうしようもなくなるといつもこのCDを聴きたくなる。このアルバムを聴くと、曲のかもしだす絶望に圧倒され、逆に今おかれている自分の境遇なんか、ちっぽけで些細に思えてくる。

もしかするとこのアルバムがなければもしかしたら今の自分はいないかもしれない。そうふと思ってしまうほどOKComputerには助けられてきた。

paranoid androidをまずyoutubeでもなんでもいいからまず聴いてみてほしいです!

暗すぎると感じた人は絶対買わないほうがいいです。

メランコリックな音楽が好きな人は絶対はまると思います。

下の方の人のレビューにありますが、現実から目をどうしても背けられない人のための音楽、というのは本当にそのとおりですよね。

・「単純に思ったことは・・・・
1曲目のAIRBAGのイントロが始まった瞬間こりゃ売れるだろうなと思った。ともかくヘッドフォンで大音量で楽しむ音楽が詰まってるアルバムだと思う。魂や雰囲気、作り手の気持ちが伝わってくる曲はこの世に山ほどあるがこのアルバムのClim bing up the wallsはまさにトムに心に叫びではないだろうか?痛さであり。快感あり。開放という言葉をリアルに感じれる。エラそうだが。。。。天才に幸あれ。

OK Computer
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