● ロック動物天国
ロック>アーティスト別>P-R>Paul McCartney
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・「最高傑作です!」
30年位前にLPレコードを購入した際付属の帯にたしかこう書かれていた・・「ビートルズミュージックとマッカートニーミュージックの見事な融合・・」みたいな。ビートルズ解散の翌年に発表された正式には当時の夫人・リンダとの共作アルバム。たしかにアルバム全体からは“ビートルズ”が十分に感じられる。『アビーロード』的な手触り、ジョージマーティンを彷彿させるオーケストラアレンジ等・・プロデューサーとしてのポールはもっともっと評価されるべきだろう。『ラム』は発表された当時は評論家からクソミソにけなされたらしいがどうしてだろう?・・当時ビートルズ解散の悪者はたしかにポールであった、そのポールが解散直後に“ビートルズ的なアルバム”を発表した為重箱の隅を突付かれたのだろうか? 『ラム』は小粒な曲が多いが“良い曲”が多い。捨て曲は一切なくどれも魅力的な作品ばかりだ。アレンジが素晴らしい「ディアボーイ」、アビーロードメドレーを思わせる名曲「アンクルアルバート〜アドミラルハルセィ」、50’Sロックンロール的な「スマイルアウェイ」、ウクレレをフューチャした不思議な小品「ラムオン」、これぞマッカートニーマジック!「バックシートオブマイカー」等等、LP時代からずっ〜と愛聴している名盤である。このアルバムがデモテープ的サウンドの「マッカートニー」と基本的にはギター、ベース、ドラム、キーボードのシンプルバンドサウンドの「ワイルドライフ」の間に作られたのだからおもしろい。「バンドオンザラン」「ビーナス&マーズ」と並んでも遜色のない傑作である。リマスター盤でのボーナストラック収録の「アナザディ」と「オーウーマンオーホワィ」もうれしいまさにボーナス!僕の無人島アルバムはこれ!
・「ポールのポップ感覚あふれる傑作です!」
ポールがビートルズ脱退後に発表した2枚目のアルバムです。前作がホームメイド的な作品で賛否両論だったのに対し、今作は前作に否定的だった方でも納得のいく作品に仕上がっています。このアルバムはビートルズが持っていたポップ感覚をギュッと濃縮したようなアルバムです。決してポールの代表作として真っ先に挙がるような作品ではありませんが、ポールマニアの方々には大変評価の高いアルバムなのです。聴き込めば聴き込むほど引き込まれるような魅力にあふれたアルバムだと私も思います。このアルバムを聴いたことのある方にはぜひこの隠れた名作の魅力を再発見してもらいたいし、初めて聴く方にはとことん聴き込んでもらいたいと思います!
・「パートナー、リンダ」
ポールには常にパートナーが必要だ。ポールがジョンの次に選んだのはリンダだった。
この「ラム」ではポールは元気に気楽に好きなだけ自分の音楽を鳴らしている。リンダのコーラスもそこここにちりばめられており、ポールも満足している様子が見えるようだ。しかし個人的にはリンダの声はおせじにもいい声だとは言えないし、どちらかというとイライラさせられる声。できれば演奏のみにとどまっておいて欲しかった。
しかし曲群とアルバムは素晴らしい。口当たりがあまったる過ぎて胸やけしそうな曲も沢山収録されているが、スパイスもそれなりに効いているので(意外にも!)何度も繰り返し聴くことができる不思議なアルバム。
・「忘れ去られてはいけない名盤」
全曲ともにポップかつ親しみやすいメロディーで何回聴いても飽きがきません。タイトで力強い演奏に息もぴったりのコーラス、楽曲を彩る美しいストリングス、曲毎に変化していくポールの声など聴き所もたくさんあります。決して忘れ去られてはいけない名盤であると思います。
・「ポール&リンダの音作りを目指したアルバム!」
この作品から、共作者としてリンダ・マッカートニーが名を連ね始めました。前作の「ポール・マッカートニー」のリラックスさを残したまま、音楽性をかなり加えて、ヒットを狙った作品なのだと思います。ビートルズの頃よりも、軽いポップな雰囲気です。ウイングスにつながってゆくのかな。
ジョージの「オール・シングス・マスト・パス」やジョンの「ジョンの魂」「イマジン」など、この頃は、ビートルズの4人が比較されることが多く、ポールの評判は今一つ期待を裏切るものでした。ビートルズの高度な音楽性、哲学性を継承していたのは、ジョージやジョンのアルバムだったんでしょうね。
しかし、今聞き返してみると、「アンクル・アルバート」や「イート・アット・ホーム」などキャッチャーないい曲が多いですね。これが、ポールの持ち味で、ビートルズのポップで親しみやすい音楽性なんでしょうね。
ポールが、脱ビートルズをイメージして、ポール&リンダの音作りを目指した
んでしょうね。ポールの音楽性の多面性を知る上でも好アルバムだと思います。ポップスファンにはお勧めです!
・「天才が気合を入れると半端でなくなる。」
彼の曲調には、つねに天才的なものを感じてしまう。特にラムの曲作りにはソウトウ気合をいれていると思われる。美しさと厳しさが強くかんじます。前作の「マッカートニー」ではあまりリスナーのことを考えず、好き勝手の楽しんでいるような、人間的なものを感じたが、今作はどうしたことでしょうか!マニアの方に聞いてみたいものです。
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