・「冥福 リックライトを祈って」
このアルバムがどれだけ売れたかとか、そんなことはどうでも良いこと。
私の青春、10代、大学進学を目指している頃の、青春の気持ちの揺れに、LP盤を 繰り返し 繰り返し聞いた思い出。
9月15日 リックライトが他界したニュースが報道された。
虚空のスキャットと命名されたピアノ曲。エコーズともともに一番好きな曲である。
ビデオ版では、フランスのベルサイユ宮殿でのコンサート。
また、心の中に 蘇ってくる。
冒頭のナレーション。
死を恐れていない。
And I am not frightened of dying, any time will do,I don't mind. Why should I be frightened of dying?There's no reason for it, you've gotta go sometime.''I never said I was frightened of dying.'
良き曲、イメージを有り難う。
・「金字塔」
このアルバムがロック史上の傑作であることは論を待たない。しかしロック史の分岐点としての意味合いを与えるとしたらAOR(アダルト・オリエンテッド・ロック)を創造したことにあると思う。ピンクフロイドはこの後、類似のコンセプトのアルバムを出していない。それは「ウマグマ」以降連れ添ったエンジニアのアラン・パーソンズ最後の参加アルバムだからだと思う。僕はこのアルバムはエンジニアとしてアレンジャーとしてのパーソンズとピンクフロイドの共同作業の到達点だと思ってる。そのことがあまり語られないのが不満でもある。「原子心母」「エコーズ」からの流れはこの「狂気」で断ち切られてしまう。このアルバムの成功の戸惑いももちろんあるだろうが、「炎」以降の彼らは再び一から音の構築を始めざるを得なくなった。ピンクフロイドとアラン・パーソンズ、ふたつの天才が火花を散らした到達点としても、ロックの金字塔と言っていいと思う。
・「不思議な引力」
一体、彼らは何をしようとしているのか? 何かを伝えようとしているのか?
その“何か”を理解しようとすればするほど、この『狂気』に引き込まれ、そして導かれていく。そんな不思議な力を持ったアルバムではないだろうか。
・「Pink Floyd経験希望者はまずこれのSACDを買いましょう」
Pink Floyd(以下Pink)を全く聴いたことがない方に説明しようとおもいます。生命と宇宙という通俗的ではないテーマを扱うこのアルバムはとっつきやすく安っぽくないロックの名作です。ロックに暴力のかっこよさを求めるのでなければきっと夢中になります。心臓の鼓動から始まるこの作品は最後まで平静時の心臓のまたは散歩の歩調のようなテンポを基調として進みます。しかしこの散歩は平坦な道のそれではなくディズニーシーの乗り物に乗っているような40分間です。各曲は(King Crimson 1stのような)派手なできばえではありませんが神秘的に、またあるときは恍惚としてそして骨太にロックします。 ミニコンポ、ラジカセが再生装置の大部分を占める今日の環境でもPINKとかGreatful Deadの良さがわかる人は恐ろしいセンスの持ち主かもしれない。われわれ親父世代は直径30cmのスピーカーで近所迷惑な大音響で聴いていた人が多かったからね。 最後に、「狂気」は「見えない」「光のあたらない」真実を語るときにPinkがよく持ち出すアイテムで恐れることはありません。「わが狂気と対峙する」という時の狂気のことあなたの中にもあるものです。
・「シドから開放されオープンなフロイドの音」
むかし、ある評論家が自身の無知さを暴露させられた音楽史上異常なほどの完成度を誇る月の裏側
・「iTunesで是非聴いてください!!」
アナログ、CDプレイヤーで聴いていた人、新たな聴き方をここに発表します。1)PCまたはMacにiTunesをダウンロード、インストールし、当CDをインポートする。 その際、アナログ盤時代のA面収録曲「Speak to Me」から「 The Great Gig in the Sky」までを1曲として、同B面収録曲の「Money」からを「Eclips」までを1曲として結合してインポートします。方法はiTunesヘルプ「CDトラックを結合する」参照2)部屋を暗くし、PCのモニターだけの灯りにします。3)Dark Side of the Moonを再生4)直後にiTunesのメニューから表示→ビジュアライザーを表示、さらに表示からフルスクリーンに切り替え5)ビジュアライザーと曲との見事なマッチングに感動することでしょう!
・「究極のイージーリスニング」
難解とか分かりやすいとか言う前にまず、この音の洪水に身を任せ感動の嵐の中で彷徨え。これはあの時代のテクノロジーの全てを使って作り出した永遠の傑作である。クラシック、ロック、ジャズあらゆるジャンルを超えてベストな作品である。恐らく、百年経ってもこの感動が色あせる事はないであろう。万人好みと言う点でクリムゾンの1stに勝るとも言える。ただ、クリムゾンキングの存在がなければこの作品が存在したかどうか。
・「名盤中の名盤、ピンクフロイドを体験しよう。」
名盤と一言でかずけたくない名盤中の名盤。ぜひ聴いてほしい作品です。小学校のころ課題図書といって名作を紹介されたものですが、ロックに目覚めた人にはお薦めのピンクフロイドの作品です。いろいろな解釈をしてみてください。「ダークサイドオブザムーン」(邦題[狂気])。ドクッ、ドクッ、と心臓音のような音で始まり、ギルモア流の宇宙空間にいるようなサウンド、突然レジの音、…命、人間社会、金、嘆き? 難解な詩と不思議なサウンドです。「原始心母」「おせっかい」「雲の影」なども遡って聴くとまたよいかもしれません。1曲150円で音楽を買う現代の音楽状況では、なかなか生まれてこない音楽かもしれません。ビルボード誌で15年以上に渡ってランクイン、売り上げも3000万枚以上というからすごい。ロジャーウォーターズ (ベイス)・リチャードライト(キーボード)・ニックメイスン(ドラム)・デヴィッド・ギルモア (ギター)。
・「決して難解などではない。」
プログレのみならず、ロック史上に残る名盤。プログレ=難解とよく言われるが、決してそうではなく、このアルバムを聴いてみてほしい。意外と聴きやすいのだ。心臓の鼓動から始まり、一気にフロイドらしい幻想的なサウンドの一曲目、騒々しいチャイムの音で始まる3曲目、幻想的な世界へと連れて行かれる4曲目、ギルモアのギターが炸裂する5曲目、サビの盛り上がりがすごい6曲目、印象的な歌詞で終わるラストと全ての曲がつながっていながら一曲一曲自体の完成度も完璧で、あっという間に聴きとおせてしまう。このアルバムを当時のアメリカ人達はレコードが擦り切れるまで聴き、また買いなおすということを繰り返していたらしい。そんなこんなでこのアルバムは全世界で3000万枚を超すまさに「狂気」ともいえる売上を記録し、ピンク・フロイドは世界で最もレコードを売るグループになった。しかし、このアルバム以降メンバー間の亀裂も深まり、またこの驚異的な売上によっていろいろ悩むことになってしまう。皮肉にも彼らは聴き手ほどの幸せを得られなかったということだ。
・「音楽史上の名盤中の名盤」
このピンクフロイドのアルバムが名盤中の名盤である ことに異議を唱える人はまずいないでしょう。アルバム全体でひとつの曲とも言えるし、独立した曲の集合体でもあります。CD時代になってLPのCD化が行われましたが、その時に真っ先にCD化されたのが本作品だったのです。当然と言えば当然なのですが、名盤の証と言えるでしょう。また、ピンクフロイドは、プログレッシヴロックの頂点にたつバンドのうちのひとつですが、決して難解なことはやっていません。むしろ取っ付きやすいほうではないかと思います。それゆえあのプログレ不毛の地アメリカでも絶大なる人気を誇っていたのです。このアルバムは、気に入った曲のみ聴くのもいいのですが、できれば通しで聴くのがベストな聴き方だと思います。ピンクフロイドの音世界にどっぷりつかって、時の経つのも忘れてしまうはずですよ!
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