・「聞き込もう。」
Jimi Hendrixの脳みそを音にした、みたいな作品です。年々、聞き込む程に好きになっていきます。
・「Jimiの空間」
緩急自在でタイム感のコントロールが抜群で歪みきった大音響とボリュームを絞ったクリーンなサウンドが絶妙に溶け合い変態的で叙情的で冷徹で柔和でヘヴィで骨太で繊細で直情的でクールでテクニカルでエネルギッシュで晴朗で豪快味のある歌声で
・「麻薬的な心地よさ」
麻薬的で、ソウルフルで、大音量で聴いていると酔ってしまいそうな音楽だ。ロックの暴力性、ブルースの悲しさが、神秘的なエフェクトと渾然一体となり、ジミヘンのエネルギーが塊で、魂に働きかけてくる。パワーに圧倒されて聴くのも良い。音の好さに酔いながら聴くのも良い。神秘的な気分を感じるのも良い。古典的な名盤ではない。今も生きている音楽を聴けるのだ。曲を聴くよりは、ジミヘンのエネルギーに酔うアルバムだ。時にはこのアルバムを取り出し、ヘッドフォンをかけて大音量で聴いてみたい。そんな気を起こさせるアルバムだ。
・「とても濃厚で深いジミ世界」
このアルバムは、ジミの頭の中で鳴っていたサウンド(ジミが求めていたサウンド)を一番表現したアルバムと言われている。その一番の理由が、ジミ自身がプロデューサーとして関与しているからだと思う。生命の誕生をギターのノイズで表現したと思われる1。ソウルミュージシャンのカーティスメイフィールドの影響をもろに受けたことが分かる2。ジミファンの中でも人気の高い3。強烈なロングスローブルース4(これは圧巻)。ジミがとても影響を受けたニューオリンズのギタリストであるアールキングの曲、7の出来はとても秀逸。スティーヴィーレイヴォーンもジミのバージョンに影響を受けてカバーしている。ファンク曲8。10はワウのサウンドが凄い。そして最後の2曲は、ジミの歴史の中でも最も有名な曲。このアルバムに凝縮されている音は、他のアルバムと比べ、更に威厳と風格を感じるようなサウンドになっている。音楽をやっているかた、1stや2ndを聴いてジミの世界に興味を持った方、必聴です。
・「Let The Good Times Roll」
個人的にジミ・ヘンドリックスの最高傑作!収録曲の中では、どうしても「Voodoo Child」が有名だが、「Come on」や「Gypsy Eyes」、「Crosstown Traffic」など、完成度の高い曲が満載。てゆーか、このジャケットだけでも超オススメです。暑苦しいけど。
・「サイケデリック音楽の最高峰」
つい最近の報道で、ジミが軍隊を除隊になった真相が出ていました。従来は、パラシュート訓練の際に着地に失敗して足を骨折したからという理由が定説になっていましたが、実はオカマのふりをして精神的に問題があるという理由で「強制除隊」になったとか。本当のところはまさに本人のみぞ知るという感じですが、そのお陰でジミの素晴らしい音楽に触れることができるのですから、理由は何でも構わない、というのがファン心理でしょう。それにしても死後35年にもなろうとしているのに、相変わらずジミは話題を提供してくれます。
さて、1968年に発表された本作品は中期ジミの最高傑作というより、当時ミュージックシーンを席巻していたサイケ音楽の代表的作品です。ドラッグとジミの音楽との関連性はいきなり「Purple Haze」であからさまに表現されていましたが、このアルバムである意味頂点を迎えたというか、完全に昇華した感があります。CDジャケットは何の変哲もないデザインですが、アナログのオリジナルは、何人もの全裸の女性が横たわっているというもの。いくらフリーセックスと言っても、商品デザインに全裸の女性を登場させることは、かなり挑戦的な出来事であったはずです。ちなみにアナログ盤は2枚組でした。
さて、肝心の音のほうですが、「Crosstown Traffic」「House Burning Down」「Voodoo Chile'」などの代表曲を改めて聴いて感じることは、ドラッグを通して見えた幻影を完全に自分のものとして掌握しているという点です。歌詞や歌で幻影的な世界を表現したミュージシャンなら結構いますが、これがギターとなるとなかなかいません。というか、空前絶後なのです(ギミックなら何人かいますけど)。これは重要なことで、確かなテクニックがないと単なる薬物中毒のデタラメになってしまいますし、そこに天才的な閃きがないと単なるテクニック至上主義に陥ってしまいます。そこを完全に両立させている点がジミが天才と言われる所以なのでしょう。
また、注意深く聴いてみると、ジミはこの時期にジャズを意識した演奏に取り組んでいるという点です。「Rainny Day,Dream Away」は一見するとジャムセッション風ですが、本来の自身の持ち味であるブルースに加えて、ジャズを融合することによって新しい音楽を創出しようとしたのではないでしょうか?しかし、実際にはバンド・オブ・ジプシーズの結成によって、よりアーシーな黒人音楽へと回帰していきましたが。
いまの時代では、とんでもなくアナクロな音楽ばかりが詰まったアルバムかも知れませんが、今のギタリストは多かれ少なかれジミの影響を受けていることは厳然たる事実ですし、大仰にいえばロックのエッセンスのほとんどが凝縮されていると言っても過言ではありません。60年代はもちろんのこと、70年代、80年代の音楽のルーツをたどる意味でも大変重要な意味をもつ作品です。
・「ロック史上に残る傑作」
ジミヘンドリクスが残したロック史上に残る傑作。ジャズ、プログレシッヴ、R&B等、様々なジャンルへのアプローチを試みながらも、いずれも彼本来の魅力である、危険な刺激と美しさに満ちた独自の音楽として完成させているところが凄い!また、このアルバムでは一際力強くソウルフルな歌声にも魅せられる。とにかくこの時期の彼の音楽的創造力は凄まじく、急逝したのが何とも惜しまれる。また、曲によって異なるが、リマスタリングされて音質の向上も著しいことも特筆すべきところ。音楽ファンなら是非一度は耳にして頂きたい傑作。お薦めです。
・「ロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品」
1968年発表。ジミ・ヘンドリックスのこの作品はロックだけでなく69年以降のジャズにまで影響与えた作品である。ロック・オンリーのフリーク達の知らないところで1967年7月17日、コレクティブ・インプロビゼーションというベクトルを指し示していたジャズの重鎮ジョン・コルトレーンが死んだ。多くのジャズ・ミュージシャンの精神的支柱であった彼の死後、もう一人の精神的支柱であるマイルスがどう動くか、ジャズ全体が彼の動向に注目していた。それが60年代の終わりのジャズの渾沌とした状況だった。そしてマイルスはジャズ・ファンクに突っ走る。なぜ、ジャズ・ファンクか?その答えは同じ1967年にデビュー作『アー・ユー・エクスペリエンスト?』を発表したジミ・ヘンドリックスの音楽である。彼の音楽がいかにマイルスのジャズ・ファンク傾倒に火をつけたかをロックを聴き続けてこの時期のマイルスの音を聴いたものは誰しも感じずにはいられないだろう。一言で言ってマイルスはジミ・ヘンドリックスの音を自分のものにしたかったのだ。マイルスはジミ・ヘンとファンクしたくてたまらなかった。そして1969年8月の3日間CBSスタジオで録音された『ビッチズ・ブリュー』から、マイルスが一時沈黙するまでの間に演奏された作品群は、ジャズ・ファンクという強烈なベクトルに、才能あるミュージシャンを次々と放り込み、その渾沌から何が見えてくるかをマイルス自身も若手も同時体験した。ロック・ファンクだけ追いかけている人には関係のない話である。実は本作はそういった側面すら持った作品だということだ。僕はやはり『Voodoo Chile』を推したい。15分を越えるこの曲こそジミヘンの神髄だと思う。このブルージーな音こそロックもジャズも突き抜けた爆風の音だ(オルガンはスティーブ・ウインウッド)。ギター・フリークを自負するならこのアルバムのジミヘンのギターを聴かずしてギターを語ることは不可能。それほどの作品である。また、それに負けないくらいボーカルも素晴らしい。それにしても今のギター・フリークはジミヘンが右きき用のギターをくるり左に回して偉大な音楽世界を作り上げたことを知っているのだろうか?
・「僕の人生で一番大切な一枚(ジミヘンアルバム中最高傑作)」
ぼくは高校生の頃ロックの洗礼を受けてからとにかくひたすら音楽を聞いてきました、ジャンルも今ではヒップホップ、ジャズ、クラッシク、ロックステディ、スか、ダブ、r&b、ワールド、ハードコア、パンク、テクノetc。etc。。。と、とにかく新旧を問わず「良い音楽ならすべて」を聞いているつもりです、そんなぼくの一番大切な一枚です。
内容としてはジミヘンのいわゆるシングル的な曲(パープルヘイズとかヘイジョーとかかな)はあまり入ってなくて渋い曲が並んでいるので普段音楽をあまり聞かない人、古い音楽になれてない人、自分の耳に自信のない人にはあまり勧めません、ベストアルバムやライブからはいることをおすすめします。でも音楽が本当に好きな人、俺って違いの分かる男(もちろん女でもいいです)だなぁー、と思う人には是非聞いて欲しいアルバムです、一聴して気に入らなくても必ずいつか感動してもらえると思うし、一生つきあえる一枚だとぼくは思います。
曲的にははこれが60年代の音楽かと思うくらい古くなってません、サイケ且つラウド、且つ黒い、ミサイルのような音楽に水に溶けるアルコールのようなボーカル、唯一無比の音楽世界だと思います、昔レニークラヴィッツがジミヘンっぽいのをやってたのを今聞いたらたぶん相当古くさく感じると思うんだけどそこはやっぱり本物とフォロワーの違いでしょう。
最後にレジェンドをおまけします。>ジミヘンがデビュー当時ビートルズやクラプトン他、当時のトップクラスのミュージシャンがジミヘンの追っかけをしていた。>マイルスデイヴィスがコラボしたがってた。>フーもクラプトンもジミヘンの後ではライブをやりたがらなかった。
>DUBも世界で初めてやったのはジミヘン(マッドプロフェッサーかエイドリアンシャーウッドあたりが言ってた、ちなみにこのアルバムに入ってます.)>うーん、ジミヘンの話になると止まらない。。。
・「涙がでちゃう」
このアルバムはほんとうにいい!形容しがたいぐらいにいいのだ!特に11曲目は奇跡的とも言えるような美しい曲です。死者のためのレクイエムです。一度聞いてしまったらもう最期。あなたは機関銃の弾をかいくぐり、爆弾の雨のなかをさまよう哀れな魂となります。こんな曲ができるから早死にするわけです。
ジミヘンといえばライブという具合に記憶されているように思いますが、彼はこんなにすごいアルバムを作っていたのです。全体的にこってりサイケですが、聞く人全てが否応無くジミヘン星雲に巻き込まれていくことでしょう。まさに不朽の名作です。
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