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▼Slip of the Tongue:詳細

Slip of the Tongue

Slip of the Tongue
Whitesnake(アーティスト)

▼クチコミ情報

・「カヴァデール+ヴァイ = A New New Thing
このアルバムをサーペンス・アルバスの延長上でのホワイトスネイク魂を求めるか、新たな血を取り込み脱皮と進化の結果として聞くかで評価が分かれるのは、先人のコメントにもあるとおり。ジョン・サイクスはBlue Murderでサーペンス・アルバスに近い世界を作り出しており、Still Of The Nightの世界は彼の才覚であったことが分かる。本作ではスティーヴ・ヴァイ節が炸裂しており、デヴィド・リー・ロスを食ったのと同じ勢いだ。楽曲において、方向性を決定つけるのはボーカルとギターで、ボーカルに変更がないことを考えると、音的なギャップを感じてしまうのは仕方ない。しかし、本作単独でのクオリティを見た場合、かなりいい線いっていると思う。こんなアルバムは過去になかった。カヴァデール+ヴァイで新たなロックの名盤を作り出されたということだろう。発売から20年弱の月日がたった今、純粋な音楽性で再評価されるべきだと思う。

・「ええやんか
スティーヴ・ヴァイというお方は、数奇な運命を辿っておられるとしか思えないほど僕を楽しませてくれます。なんというか、こうほいっと超有名なヘビメタ・ハードのリードギターが勤まるというのがもうほんまに信じられないのですが・・・。ホワイトスネイクに関しては途中で僕は離脱してしまって、ぐるぐる回って結構最近になってからスティーヴ・ヴァイを追っていたら「えー、なんと」というわけで早速聞いてみる。デビカバさんは僕にとって申し訳ないが主役でないのでスティーヴ・ヴァイのギターだけ追って聞いてしまう。こうやって聞いてみると意外とデビカバとあっている。「ええやんか」「いけっまっせ」という感じである。グラハム・ボネットのアルカトラスでの競演は完全にボネットの気力負けと感じたが、これはいける。当時賛否両論だったらしいが、もっと出して欲しかったですね。個人的にデビカバさんの感傷的に歌い上げるのが僕の趣味にあわないのでヴァイとのコラボはちょうどいい感じです。

・「最悪・・・。でも
もう最悪!この作品に関しては悪感情しかない。でも、曲自体は良い曲だらけで、要するにレコーディングメンバーが、この曲を演奏するに相応しくないだけだったと理解している。スティーヴ・ヴァイが戦犯に挙げられてはいるが、彼こそ被害者。「ブルージーなソロなんて弾いたことない」とインタビューで言っていたし(アルカトラスの時も可哀想でしたよね。インギーの後だもの・・・)、ヴァイを加入させた事自体がナンセンスだった。それより、ルディとトミーのリズム隊こそイマイチで、違う面子でやれば絶対名作になったはずのアルバム。ま、デビカヴァのVoもイマイチでしたが・・・。

・「落日のエイドリアン
ヴァイはプロだ、ブルーズを基盤としたHRでもしっかり仕事はする。当時は合わない、ミスマッチだ叩かれたがよ〜く聴きなおしてみよう。ちゃんと合わせているから。もし彼がザッパイズム爆発やアルカトっぽく我を前面にだしたらこうはいかなかっただろう。

批判すべき箇所は他にある、そうエイドリアンの作曲だ。それは次作で如実に表れるのだが、もう陰り、焦りがここで見られる。フールフォー〜を何故セルフメイクして入れなきゃならなかったのか?それがこのアルバムの答であろう。

・「異色の名作
異色とはスティーブ・ヴァイの事であり、まあこういう作品もありかなと....個人的にはヴァンデンバーグもヴァイのギターも好きなのと、始めて聞いたホワイトスネイクがコレだったからもしれない。それだけに、何故前作サーペンスが大ヒットしたのかが分からない。ジョン・サイクスだったから?いや違う。明らかに当時の売れ線ハードロックな曲だったからかもしれない。

今作も何曲かは前作の流れを組んでいるが、ヴァイの味を損ねずうまくメロディーと曲が噛み合っている。と同時に、デヴィットの歌にも前作にはないコクが出ている。

お勧めはトラック1,3,7,10。

・「ヴァンデンバーグだったらどうだったのか?
スティーブ・ヴァイの得手不得手が記録されたと同時にカヴァーデールのとっても厳しい歌唱をも記録してしまったアルバム。

それはなんと言っても本来なら最も往年のホワイトスネイクらしいブリティッシュロックテイストが溢れ、歌詞も素晴らしく至高の名曲となるはずの10曲目である。スティーブ・ヴァイが最も苦手なオーソドックスなメロディラインに歌唱力のすべてが試されるこの曲を、当のカヴァーデールが見事にぶち壊しているのがなんとも皮肉。サビで声が出ない(ライブじゃあるまいし何とか修正しろよ)というのはいかがなものか?この曲が完璧だったら他の曲の難点は覆い隠せたのになぁ。後に出るこの曲のアコースティックバージョンはフェイクみたいでいまひとつ。この曲だけで良いからオリジナルアレンジバージョンでギターとボーカルだけ差し替えた完全版がほしい。

・「今こそ再評価を
昨年遂に復活し、TOURを行ったWSだが、このアルバムからは残念ながら1曲しか選曲されなかった。アルバム・リリース当時から物議を醸しだしたアルバムであったが、アリーナ・ロックの名盤には違いないと思う。カヴァーデイルのVo.も前作よりも曲によってはよくなっているし、サウンドにしてもゴージャス感たっぷりで、時代の空気を良く読んだ作品だったと思う。旧来及び現在のWSファンから見れば、かなり異色の作品ではあるが、これはこれでアリだと思う。当時のインタヴューでもヴァイ加入は入念に検討された結果であったと記憶している。惜しむらくはTOUR同様、ヴァンデンバーグとのコラボが聴きたかったが。

・「意外と楽しめる
前作「WHITESNAKE」が予想を遥かに上回る大ヒットとなり全米でも確固としたステータスを築いたWHITESNAKE。前作のレコーディング終了後にメンバーを総入れ替えするなどゴタゴタも絶えなかったが、このアルバムのレコーディングではエイドリアン・ヴァンデンバーグ(G)が手の故障でプレイできなくなるというアクシデントに見舞われた。

そんなバンドの窮地を救ったのが元ALCATRAZZ~DAVID LEE ROTHのスーパー・ギタリスト、スティーヴ・ヴァイ。この組み合わせには賛否両論が渦巻いたが、良くも悪くもヴァイの色が強く出たゴージャスかつどことなくエキセントリックなハード・ロック・アルバムとなっている。

ひとまずアルバムのオープニングを飾るタイトル・トラックを試しに聴いてみて欲しい。

ヒステリックな高音を響かせるカヴァデールの歌唱、浮遊感を感じさせながらとてつもなくテクニカルなヴァイのギター・ワーク。"Fool for your loving"のWHITESNAKEに思い入れのあるファンは耐えられないかもしれない。

ちなみに3曲目ではその"Fool~"をリメイクしている。予想にたがわぬ装飾過多の出来なので腹を立てる人もいるだろう。

疑問点は多々あれど、'80年代型アリーナ・ロックとしては最高級の作品なので、聴いて損は無いと思う。

・「個人的には今でも聴いてる超名盤だ
この盤が出たときの衝撃は大きかった・・・賛否両論・・いや「否」が圧倒的に多かった、と記憶している。やれ「ホワスネにヴァイは合わない」だの、「デヴィカヴァががなりすぎている」だの、「曲がホワスネらしくない」だの・・・その他多数。まあ、確かにそうかもしれない。しかし、ヴァイファンの私からすれば、これは超傑作の超名盤だ。ヴァイ的にはまだ弾き足りないくらいだ。ここでのヴァイは完全にデヴィカヴァを食っている。(良い意味で)ヴァイの乗っ取りだ。こんなギター、他に誰が弾ける? いや弾けまい。逆にヴァイが駄作をこのレベルにまで引き上げたのではなかろうか?

というのもこのアルバムの後のエイドリアンヴァンデンバーグがギターを弾いた‘97年の「レストレスハート」は酷かったではないか・・・私はA.ヴァンデンバーグは好きだ。が「レストレスハート」での覇気のない平凡なプレイは大嫌いで二度と聞きたくない。(ただし、’94年のマニックエデンのプレイは彼らしくないとはいえ、大好きだが・・・・)

最後にヴァイよ、ありがとう。こんな名作を我々に残してくれて。P.S.トミーのドラムも、ルディのベースも素晴らしいよ。

・「カヴァデールにはちょっと合わないみたい・・・
このアルバムは曲も演奏も悪くないと思いますが、デヴィッドカヴァデールが少し無理をしているように聴こえてきます。1曲目~2曲目は世間でいわれているほど悪いとはおもいませんがカヴァデール向きのナンバーではないと思います。特に1曲目はなんだか苦しそうに聴こえます。内容は典型的な80年代型のアメリカンハードロックです。ハートだとかが好きな人には無条件で受けいれられると思いますが、往年のカヴァデールが好きな人にはちょっときついかもしれません。故レイギランあたりが歌っていれば間違いなく万人受けする名盤といわれていたでしょう。でもそうなるとホワイトスネイクじゃなくなっちゃいますね。曲は悪くないと思いますので星4つ付けました。

Slip of the Tongue
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