・「何気にJazzRock」
1.大統領の挨拶でスタート、変奏されるキーワードメロディ。JAZZロック的な三拍子パート。 2〜4.低音で伸びやかに歌うプルーン。間に挟まるJAZZロックパート。 5.祭り囃のようなヘンテコリズムとサックスがグッド。 6.JAZZロック的に疾走。ソプラノサックスとギターのソロが絡むツインソロ。ザッパのギターソロはまだ覚醒前夜という感じだが、すでに十分個性的(あまり歪んでないからこう感じるのか…?) 7.5&6と共にテーマソロテーマというJAZZ的な構成。 8.ブルースギタリスト、ロニー・ジョンソンの「南京虫のブルース」とかをなぜか思い出すタイトルのブルース。しかし展開がコってる。クラリネット?による間奏も面白い 9.ヴァン・モリソンのゼム的な感覚のR&B。後半のシャウト唱方やギターソロがかっこいい 。 10.ハイハット系のJAZZレガートの上に不釣り合いに乗る、「酔っ払いのようにふらふらしている」ようにも聞こえるが実は計算された複雑なメロディのボーカルとベースライン 11.リズムアンドブルースなベースライン(引用くさい…)、クラリネット?やスネアとシンクロするギターがダッシュしてるようなイントロ部。牧歌的な曲調。 12.「ハングリー」のメロ? 13.パンク的な勢いもある。「イェイェイェ」の部分が複雑に変奏される 14.隊長のドスのきいたボーカル 15. ・6音周期ベースライン ・ダークな雰囲気 ・トランペットやバルトーク的ヴァイオリンによる現代音楽なパート ・テープ操作 ・酔いどれナスティJAZZ ・映画音楽的オーケストラと歌 ・5/8ビートでの疾走 ・レジの音や雑談混じりのJAZZブルース 等がミュージックコンクレート風味で次々に繋がっていく
・「ロックのコンセプト・アルバムの古典」
このセカンドアルバムがリリースされたのはビートルズの「サージェント・ペパーズ」より1週間かそこら前だったはずだ。10曲目から最後までの元B面は明らかにコンセプトアルバムを意識した切れ目なく続く流れになっている。次のアルバムのジャケットでサージェント・ペパーズのパロディをしているのは本作のアイデアをビートルズの関係者が知ってパクったことへの報復だという説があるが、それはともかくとして、ザッパの好む歌ものロックと現代音楽とが程よく融合されて、後のザッパのスタイルはこのアルバムで確立されたといえる。収録された曲のうち、The Duke Of Prunes, Call Any Vegetableなど初期の代表作と言えるが、コラージュのように転々と曲調が変わるBrown Shoes Don't Make Itはザッパを知る上で欠かせないこのアルバムのハイライト。ラストのAmerica Drinks & Goes Homeは、Woody Herman率いる70年代ビッグバンドであるNew Thundering Herdでコルトレーンの曲とともに採り上げられ、昔佐野元春がDJをやっていた番組でエンディングに使われていた隠れた名曲である。最初期のマザーズ作品の中では一番取っ付きやすくておすすめです。
・「音楽ファン必聴!!」
現代音楽とロックの融合と言えばそれまでだが、特筆すべきはユーモアと皮肉のセンス、社会的な矛盾を高度な音楽で茶化しまくる。これがこのフランクザッパの偉大たる所以。このアルバムはただ単純に面白い!!しかも、音楽的にも飽きない優れもの!!
フランクザッパのアルバムは数多くあり、個々のアルバムで音楽自体が全然違うのだが、このアルバムの特徴をいえば、まずポップで聴きやすい。でも、高度な音楽性は保っている。
音楽を楽しみながら音楽性の高さを堪能したい!!という欲張りな人には超おすすめ
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