・「ドキドキハラハラ感がたまらない!」
制限時間内にあれやこれやとやらなくてはいけないので、かなりスリルがあって面白いです。緊張感が心地良いゲームです。救急救命とは言いますが、あまりリアルな医療技術や処置処方では無いので、本物っぽい外科手術のシミュレーションゲームかと思って買うと確実に肩透かしを食らいます。ゲームは面白いのですが、少々登場人物にクセがある人物がいて、そのキャラが鼻につくかつかないかで、ストーリー全体も楽しめるかどうか少し変わってくるんじゃないでしょうか?私はどうしてもそのキャラがダメで、ストーリーの方はあまり楽しめませんでした。その部分で☆-1です。
・「カドゥケウス完成形」
しばらくWiiで展開していた医療アクション、カドゥケウスですが、DSに戻ってきました。開発はヴァンガード、音楽はベイシスケイプ、外注作品のようですが、中身はまさにカドゥケウス。音楽は外注だけあってアトラスっぽくないですが、よりアクションらしく、かっこよくなりました。ストーリーは何故いまさらギルスをほじくり返すのか不明ですが、主人公月森の挫折と復活を描くのにはもってこいの相手でしょう。それよりも「Z」の話がなかったことにされているのが不満です。ボイスはフルボイス、な訳がありませんが、Z水準か、それ以上のボイスがあります。術式では次の処置について軽く声で教えてくれるので、大分やりやすくなりました。DSでタッチペン操作に戻り、より素早く正確に術式を運ぶことが出来るようになりました。さらに判定や術式がWii水準なのでかなりプレイしやすいです。縫合やドレーンの操作性が格段に向上しています。エコーも範囲が上がり、初代のように突きまくる心配もありません。今までにあった凶悪な術式やギルス中心の展開は和らいで、ギルス後遺症や普通の術式の数が増えてました。難易度としては、このゲームの醍醐味である、意図的に設定された壁を試行錯誤を繰り返して乗り越えていく、あの感覚は健在です。ただ、ハードが尋常じゃなく難しい。こんなもんクリア出来るか、という場面も多数あり、クリアした時の達成感は凄まじかったです。それでも今回の難易度曲線は何時にもまして厳しい気が・・・・・・・ イージーは簡単ですけども。メニューやセーブ辺りがWii版を踏襲しているのも高評価で、今回はクリアすればサウンドテストも出来ます。今回でカドゥケウスの完成形を見た気がするのですが、気のせいではないはずです。今回のイージーは結構簡単目なので、今まで控えてた方もやってみてはいかがでしょうか?
・「進化したカドゥケウス」
確実に進化した「カドゥケウス」というイメージだった。今作では、まず難易度が選べるようになった。難易度ごとにやりなおすのではなく、どれかの難易度でやれば、違う難易度で同じステージを選べるようになる。初心者の方はイージーから始めて、気に行った、得意な手術を高難易度でクリアしていく、という遊び方が楽しめるので、自分的には高印象だった。まずびっくりしたのが、なんといっても術式の多さ!同じ術式が全くないほどに増えていて、特にギルス以外の術式の多さに驚いた。前半戦は主にギルス以外の手術や、ギルス後遺症などの手術が主になる。後半、徐々にギルス戦になってくるわけだが、このあたりから難易度が跳ね上がってくる。特にギルス三連戦は何のイジメかと思うぐらいに難しかった。最後の一瞬のミス、超執刀のタイミングをミスったあの瞬間はトラウマ……。とはいえ、クリアできなければEASYでやれば問題ないわけだけれども。ストーリーとしては、前作主人公・月森とアンジュを中心に、外人外科医・アデルなどを交えて進行していく。前作のようなアツさはないものの、月森自身の精神的未熟さを再び突きつけられたりなど、特にマンネリは感じなくて良い感じだった。ちょっと問題かなーと思っていたイラストレーターの変更だが、すぐに気にならなくなった。アデル女かと思ったけどサ……。ただひとつだけ気になったのは、今回はエピソード選択制なので、最初から物語をやり直す時に鼻につくという印象があった。ちょっと鬱陶しい。あと、シナリオはやはり前作が大前提なので、やっていないとよくわからないかと思われる。どうせなので、今作の前に前作をやってみると良いだろう。ともあれ全体的には拘りを持って創られたという印象の良作。前作「カドゥケウス」が好きならば、やらない手はないだろう。
・「ギルス」
またギルスを題材にするのはどうかと思った。だが音楽、システムは素晴らしいのでやってみることをお勧めします。
・「難易度が選べるように」
DS前作プレイ済み、Wii版未プレイ。そこまでアクション得意ではないので、前作ではランクC連発、Xステージなんてとんでもない程度の実力ですが、がんばって今作もクリアしました。
前と大きく違うのは、前作は難易度がなかったのに比べ、今作はイージー、ノーマル、ハードの設定が選べること。どうしても難しい手術だけイージーに、ということも可能です。このシリーズ初の人はイージーでやれば、割とサクサク話を進めることができるでしょう。逆に難しいアクション大好きな人なら、ハードステージはかなりやりこめるはず。クリア後のボーナス、Xステージも健在ですが・・・当然ながら自分の腕では到底無理でした・・・
手術シーンはそんなにグロくはありません、ホラーグロ映画大嫌いでも平気。赤い血もイヤなら無理ですが。前作のギルスは虫っぽい外見の奴もいて、うぇぇ、と思ったものですが、今回は結構そういうグラフィックも緩和されてますね、よりモンスター的になったというか。絵師の人が前と違う(Wii版は今作の人みたいですが)のは、最初かなり戸惑いましたが、やってるうちに慣れました。
ストーリーはDS前作の続きになってますが、知らなくても話を進められる程度のフォローはされてます。骨折や腫瘍といった普通の手術に加え、進歩して復活した死に至る奇病「ギルス」によって倒れた様々な患者を救っていくのが、主人公・月森と助手のアンジュ、そして医療機関カドゥケウスの仲間達。さほど複雑なストーリーではないのですが、前作も今作も、続きの話を早く見たいから難しい手術もがんばってクリアしたい、と思わせるおもしろさがあります。曲もカッコいいものが多いので、盛り上げに一役買ってますね。ただ、一箇所パズルがあるんですよねえ、そこまで難しいわけではないですが。人間相手の手術以外があっても構わないけど、脈絡なくパズルを入れてくるのはどうかと思います。
熱くなると手が痛くなるのと、DS付属のタッチペンだと長時間やるのはきつそうなのと、電車で手軽に、は向かないゲームですが、手術ゲーというよりアクションゲームに近いので、アクション好きなら楽しめるでしょう。
・「タッチペンをガンガン使って患者を助けよう!」
DSで唯一医療をテーマにしたゲーム。そのパート2になります。主人公の月森孝介となって手術をするのが本作です。
手術パートは凄まじいほどの緊迫感です。骨をつなげたり、糸で縫合したり、レーザーで腫瘍を消したりと様々な医術をタッチペンで素早くやってのけるのが本作のメインなのですが、これがなかなか面白い。もちろん簡易的な手術なので縫合する場合はタッチペンでジグザグになぞるだけという、快適なオペが楽しめます。また、いきなりオペ中に患者から血が噴き出したり、心拍数が低下するなどの細かくリアリティのある演出は本気で焦るほどでした(笑)。個人的に心停止の時の電気ショックをするシーンはカッコイイと思った。ただ、手術の演出がスゴすぎて本筋の医療ドラマが若干希薄な印象も受けた。
このゲームの1作目はDSが発売された直後のものです。なのでガンガンタッチペンを使います。最近のリメイク傾向の強いDSという機種のまさに原点回帰な作品だと思います。
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