・「ツギハギ上手のRPG版パロディウス」
パロディの巧みさには感心した。いろんなアニメや映画、小説の引用やコラージュが随所に散りばめられており、しかもそれぞれを違和感を生じさせることなく、かなりの程度自然に、ひとつの世界観の中へ溶け合わせることに成功している。その意味で、このゲームのシナリオに対する賞賛の声には、とりあえず賛同できる。
ただ、惜しむらくは、そのネタのひとつひとつがガジェットとしては随分古臭いものばかりで、多少SFやアニメに詳しい人にとっては、全く新鮮味が感じられないところか。「ロボット」ひとつとっても、たとえばよく比較に出される「エヴァンゲリオン」であれば、神経接続によってパイロットの「心」とシンクロして初めてロボットが動く、というジャンルとしてはかなり斬新な創意工夫が見られたのに対して、このゼノギアスでは、ただパイロットが搭乗して操縦桿を操作するだけ。つまり、ガンダムや他の凡百のロボットアニメに見られる古典的な設定に、なんのプラスアルファも施すことなく、そのまま屈託なく流用してしまっているのだ。
この「屈託のなさ」は、ロボットの設定だけに留まらず、ゲーム業界では稀にしか見れないほど周到に作りこまれた世界設定の、そのほとんど全てに当てはまる。なかには映画「ソイレント・グリーン」など、アイデアどころか名前までそのまんまにして登場する設定もあり、この手のあからさまな「パクり」が嫌いな人にはいちいちカンに触るものとなっている。
この、「そのまんまやないか」とツッコミたくなるあまりに屈託のない「パロディ」が鼻につくかつかないかで、この作品の評価は分かれるだろう。
個人的には「そのまんまやないか」の多過ぎで、作品そのものが凡庸に堕してしまっている気がした。これだけ巧妙にツギハギのできるつくり手であれば、そこに若干の創意工夫を施すことくらい朝飯前だったのではないだろうか? 敢えて「そのまんま」なパロディゲームを狙って作ったような印象を受けた。だとしたら、ずいぶんと壮大な才能の無駄遣いをしたものだとおもう。もう少し元ネタの原型が判らなくなるほど練り込んでいれば、パクり論争のようなつまらない嘲笑を浴びることもなかったろうし、あるいは本当に、メタルギアソリッドのような世界中でそのシナリオを絶賛されるモンスター・ゲームにさえ、なり得ていたかもしれない。
評価としてはそういった欠点に加え、あまり楽しみを見出せなかった戦闘システムなども踏まえ★2つとしておくが、とりあえず、これからはじめてプレイする人には、中古で千円程度の価値は十二分にある、とだけは併記しておきたい。
・「こんなもん………」
感動しない人がおかしいですよね、絶対。加藤正人さんと光田康典さんが好きで、クロノトリガー、クロノクロスをプレーして感動させられました。そして、そんな二人の共演作の内の一つが「ゼノギアス」。昔から知っていたのですが、「ロボット」というのに抵抗があって、なかなか手がつけられませんでした。昔っからガンダムとか苦手なので。特に最近のは。しかし、勇気を出して買い、プレーしてみると…これは驚きました。これほどの重厚なストーリーが10年前に存在していたのかと。オープニングから散りばめられた多くの伏線。謎が謎を呼ぶDisc1。それらにまるで魔法にかけられたかのようにひかれ、早く先へ、先へ進みたいという思いが湧き上がる。それでいて、光田さんの素晴らしいメロディもあり、時折コントローラーを置いてしまう。そして賛否両論があり、且つ「否」が圧倒的に多いDisc2。それは製作期間や、あまりにも壮大なストーリーであるが故。私としては許容範囲でした。小説を読むかのように物語を進め、ようやくオープニングの伏線がわかると鳥肌が収まりませんでした。あれがこうなって、こう繋がっているのだと思うと、製作者方に拍手! よくもまぁこんなものを作ったなと思いました。エンディングを迎えた時、あまりにすごすぎて放心状態でしたよ、ホント。それぞれのキャラクター(かなりのサブキャラもいますが)の掘り下げもあって、なかなか良かったです。しかし、少しばかり「あれ?」と思う行動もありました。もちろん、最後まで進めて思ったことです。戦闘においては、ギアがかっこいいですね、思ったより。主人公が乗る最後のギアがもう強くて……笑いが止まりませんでした。間違いなく、世紀末のゲームにおいて最高レベルの位置にあるRPGでした。おかげで個人的ランキング1位になっちゃいましたよ。いつかリメイク…してほしいなぁ〜と思いますが、高橋監督もいないですし、ダメでしょうね…。どうして、今のスクエニはこういうのを作れないんでしょうね。見た目は進化しても、中身が退化してるんじゃないだろうかと思う今日この頃です。
・「まさに”神”ゲー」
僕が初めてこのゲームをプレイしたのは小学生のころでした。当初はストーリーが分からなくて、途中で投げ出してしまいました(笑)
数年経ってから改めてプレイしてみると音楽の素晴らしさに感動しました(サントラCDも購入しました)。特にイベントで飛翔するところは演出も音楽もとても良いです。
まだ購入してない方、評価は高いけど・・・と悩んでいる方、思い切ってプレイしてみてください!!
とてつもない感動を提供してくれる作品です。
・「腐りきっている現RPG業界はこれを見習え」
スクエアは合併後、もしかするとその前から腐っています。こんなすばらしいゲームの続編案を却下するなんてクソ会社。本当に倒産することを祈っています。そうすれば高橋氏にもチャンスがめぐってくるはずです。壮大な設定の上に組み立てられる繊細なストーリー。RPG至上最高傑作です。このゲームのよさがわからない人は鈍感かゆとり相応者です。まずはやってください。それだけです。
・「ストーリー重視!」
ストーリーは面白かったです。好き嫌いが分かれそうな印象を受けましたが、ハマる人はとことんハマるでしょう。ただ、やや難解で、1周では完全に理解することは難しいと思います。設定資料集がありまして(現在はプレミアがついていて定価で買うのは困難)ストーリーを理解する上で非常に役立ちます。
・「ありがとうゼノギアス」
一言で言えば「今後二度と現れないであろう最高の神ゲー」。特筆すべきはシナリオ。ずば抜けている。伏線を回収するテクニックが秀逸。このゲームはよくDISC2がやりだまにあげられるがDISC2はむしろ余計な部分を削り取ってこのゲームの最高の長所であるシナリオを見せることだけに特化したという点で私はむしろ評価している。他にも魅力あるキャラクター。一風変わった戦闘システムなどいい点を上げればきりがない。
私の人生の中では間違いなく最高の作品です。プレイしたことない方は是非!
ありがとうゼノギアス。
・「奇跡の作品」
話を進めるうちに無数の謎と恐怖に襲われる。自分は誰なのか?この世界の正体は何なのか?そしてあの女はいったい誰なのか?そして必死に生きようともがく全ての登場人物、終末に向けて進む世界。謎解きが始まり、目に見える世界の深層にかくれた、或る宇宙的神話が出現してくる。一万年にわたる、愛と滅びの物語・・・ここまで、美しく、はかなく、恐ろしく、そして天翔るロマンに満ちた物語はありません。わたしがプレイしたのは7年ほど昔ですが、かつてもそして今後もこの作品を超える作品はでてこないでしょう。だから皆さん、やってみてください。私はうそは申しません。
・「真の20世紀最高」
20世紀最高のシナリオと言えばメタルギアソリッドが挙げられます。確かにあちらも素晴らしいのですが、真の20世紀最高はゼノギアスです。否、20世紀に限らず史上最高のシナリオと言っても過言ではないでしょう。ムービーの数は多くないし、フルボイスと言う訳でも無い。なのにここまでどっぷり浸って遊べるゲームが他にありましょうか。ラストダンジョンにたどり着くまで軽く50時間以上掛かります。非常に濃厚な50時間です。よくもまぁ、たった二枚のCD-ROMにこれだけ詰め込めたもの。この先どんなにハードのスペックが上がろうと、ゼノギアスを超えるシナリオは決して生まれる事は無い筈です。私は今でも1〜2年に一度はゼノギアスのdisc1をセットし、タイトル画面にて猛る気、興奮を抑えながらニューゲームを選択します。
勿論シナリオだけでは無く、ゼノサーガ(EP1)にも引き継がれたコマンド入力式のバトル、アクション要素のあるダンジョン、そして格闘ゲームの如きミニゲーム「バトリング」と、魅力溢れる内容となっています。
…確かにシステムは賛否の分かれる原因でもありますが…
数は多くは無いのですが、CGムービーもPSにしてはかなり美麗です。
え?disc2のシステム?やり込み要素?それがどうした!disc2は“アレ”だからこそ味が出るんだろーが!ゼノギアスの究極のシナリオは、ああでこそ味わえると言うもの。
…でも、せめてアニマの器ダンジョン辺りまでは普通に進んで欲しかったかも
・「最初は意味不明だけど…」
ゲームを起動すると流れるOPがまず理解不能。ゲーム序盤から謎を残すような発言多数。よってある程度頭の回る人でないとストーリー理解出来ません。が、しかしストーリーの素晴らしさは他のどのゲームよりもいいと思いました。2枚目での進み方は???な所もありましたが後で考えるとあれでよかったと思います。そしてED間近でOPの本当の意味が分かりこのゲームの壮大制に改めて気付かかされました。
・「今だからこそ感じる!」
近年のRPGより断然面白く、そしてスクウェアが描く2Dキャラは本当にカッコいい!ただ、取り損ねると2度と取れなくなるアイテムや複雑なダンジョン、反射神経や運必須のミニゲームなど、初心者にはキビしい一面もあるので攻略本や攻略サイトは必須かもしれません。ゼノギアスをやって「FF」や「SaGa」に夢中になってた「あの頃の気持ち」を思い出しました。
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