チーム・バチスタの栄光
中村義洋(監督), 竹内結子(俳優), 阿部寛(俳優), 吉川晃司(俳優), 池内博之(俳優), 玉山鉄二(俳優), 井川遥(俳優), 田口浩正(俳優), 田中直樹(俳優), 佐野史郎(俳優)
・「竹内結子、綺麗だった!」
小説の原作を読んでいないし、ただ評判だったからレンタルで拝見したけれど、特別に面白いって感じではなかった。これ、別に「バチスタ手術」に限定しなくても良かったんじゃないのかなーって印象を受けた。 要するに、「意図的に患者を殺害して楽しんだ医師」、ただこれだけの話しじゃないの、と言えば言えるような気がする。 コメディー調が面白いと言えば面白いけれど、正直、ちょっとバカらしい感じがした。映画なのだから、もっとマジメに見たかったなと思った。 吉川晃司さんをはじめて見たけど、すごいかっこよかった。それに、竹内結子さんが綺麗、綺麗。あまりお薦めできないような気がします。アメリカのドラマ「ER」のほうがよっぽど面白い感じがしました。
・「映画にすると こんな感じ>> ^^」
田口先生が、女性になっている分なんとなく花がある。けどその分、全体に醸し出すぶきみな(笑)感じが薄くなった。(様な気がする)映画にしたらこんな感じになるのかなぁっていうかんじ。映画もよかったけど、やっぱり原作のほうがディーテールが詳しく語られていて私には面白かったです。はい ^^
・「なぜこの作品が「コノミステリーがすごい大賞」?」
原作は未読だが、映画だけの印象で言うなら悪印象しか持てない。「なぜ、この作品が『このミステリーがすごい大賞』なんだ?」と思ってしまう。 キャストは悪くない。だから、本作品に関してはキャストどうこうは言わない。本作品の良くないところ(個人的に)は、「ミステリーの深み」と、「犯人の動機」だ。
まず、見ていて全然深くなかった。東野作品などでよく感じる「あー、やられたー」という感じがまったくなかった。 次に「犯人の動機」だが、これを言ってしまうと作品として意味のないものになってしまうので深くは言えない。しかし、個人的にいえばあの動機はないと思う。
まあ、少し無理して編集しただろうから原作は否定しない。少なくとも読んでみないとわからない。ただ、映画としては本年度の作品の中でワースト5に入るといっても言い過ぎではない。
まだ見ていなくてこのレビューに疑問を持たれる方はとりあえず見てもいいと思います。
・「中途半端な印象」
原作本のハイライトシーンを見せ付けられたなという感じがした。2時間で原作をまとめた感じの映画だったかな。原作を知っているのでかえって楽しめなかったのかな。
チームバチスタによるバチスタ手術(心臓移植の代替手術)で、立て続けに3例の手術が失敗、術死に終わり、チームのリーダー桐生助教授(吉川晃司)は病院に対し、自ら原因解明の調査を依頼する。原因追求するのは、田口公子(竹内結子)と白鳥圭輔(阿部寛)である。チームバチスタに携わっている7名の中に犯人がいるようである。いったい犯人は誰だ?という謎解きを楽しみたかったかな。また、チームバチスタに携わっている7名にもっとフューチャーされてもよかったかな。
なんかどちらかというと謎解きについても、キャラクター設定についても中途半端かなと思った。やはり、原作には勝てないなという感じがした。ソフトボールのシーンは要らないのかな。結局田口と白鳥の映画になってしまったかな。チームバチスタにもっとフォーカスを当ててもよかったかなと思う。
・「ドラマよりは映画版を…」
ストーリー自体は、シリアスな中にも適度な笑いがあり面白かったが、劇場公開される時のCMの煽り文句のように視聴者に犯人を探させるつもりは無いように感じた。原作を知らなくても楽しめたが、明らかに関係ないチョイ役で恩情出演しているキャストにはイラッとした。あとはテーマ曲もあっていないしイマイチ盛り上がりもないし要らないと思った。それでも、今やっているらしい連ドラよりはこれぐらいにまとまっている劇場版の方がまだいいであろう事は想像に固くない。あとは、どんな映画でもあるように『自分ならこうする』とか『こうした方が面白くなるのに』等の要望はあるが、しつこく続編をしてグダグダになる近年の方向性から考えると、単発で良かったのかもしれない。
・「映画化するならこれが限界」
白鳥のキャラクタに気を取られがちだが、本来の原作の面白さは田口の人物像にある。不定愁訴外来設立のくだりや、最後の記者会見など面白いシーンがいっぱいあります。しかし田口の人物像を描くには2時間では足りないので、田口を新米女医に変更したのは映画化にあたって仕方の無い選択であったと思う。キャストは全員はまり役でした。この後に違うキャストでテレビドラマを作ろうとする意味がわかりません(田口を原作どおりに描くなら中年医師にしないと意味ないし)。映画としては面白く見れますが、映画を見た後で問題ないので是非原作も読んでほしい。
・「娯楽映画として見れば十分に楽しめる」
原作は優れたミステリーとして評価が高い作品でしたが、映画も十分に楽しめます。小説では判り難かった手術室内の人物・機械の配置や実際の手術場面などの様子は映画で視覚的に表現した方が理解しやすかった。(裏を返せばインタビューしながら推理していく過程と、そこで徐々に浮かび上がるチームバチスタの面々の人物像などの描写は小説ほどにはうまく描けていませんでしたが) 多くのレビュアーの方が指摘されているように主人公の田口医師を女性に変更したことと、白鳥を演じる阿部寛の見事にはまったキャスティングが成功の要因でしょう。他の登場人物はちょっとキャラクターの書き込みが弱いのですが、吉川晃司、池内博之、佐野史郎、田中直樹らは好演でした。(玉山鉄二と井川遥は力量不足) しかし、なんといっても阿部寛につきますね。原作の白鳥の人物像とは少しことなりますが、映画の白鳥はまるで阿部寛を最初からイメージしたようで、彼の登場から俄然、面白くなります。この映画の成功の80%は阿部寛でしょうね。 個人的には山口良一がささやくように歌う「レモン・ティー」が爆笑でした。
・「テーマが若干弱い」
小説を読んでから観ましたが、エンターテイメントとしては概ね良くできていると思います。「探偵ガリレオ」の映像化に際して「草薙」を女性にしたのと同様、本作でも「田口」を女性にしていますが、この当りの手法は集客という点からも許容できる範囲だと思います。
竹内さん、阿部さんはじめ俳優さんは、皆さん安心して観ていられます。特に、阿部さん演じる「白鳥」は、原作ではキャラの個性が強すぎて好みが分かれるところかと思いますが、映画では無難なところに落ち着いているかと思います。
原作の小説を読まずに、先入観なく本作を観れば、エンターテイメントとしては合格ではないでしょうか?ただ、本作の本当のテーマは、医療現場において解剖がそれほどなされているわけではない。そして、解剖ができないために本当の死因が解明できない場合も多々ある。そこで、オートプシー・イメージングという技術を取り入れることを一つの方法として提示しているところにあります。
この当りのテーマが、映画では若干弱くなっていたように思います。
・「内容ペラペラの冗談映画」
久々にいい所のまったくない最低の映画に出会った 映画を見てまず始まるバチスタ手術の様子、これがまた助長で長い…さらにその後バチスタチームに竹内結子が事情聴取するのだが、中途半端にコメディタッチなので、緊迫して見る事も出来ないし、笑って見る事もできない。 この映画唯一の救いは阿部寛の楽しい演技なのだが、それも前半は全く登場しないので、本当に見ているのが苦痛だ。 犯人は、事情聴取時の態度で大体予想がつくのだが、肝心の殺人トリックに対して、まったく複線がひかれておらず、トリックを予想する楽しみすら全くない。医療関係に詳しい人なら予想できたとでも言うのだろうか? 本来一時間モノの刑事ドラマで十分ハケる内容の薄さ、それを助長的な映像と、中途半端なコメディ要素で二時間引っ張っている。 日本映画としてはそこそこ豪華な俳優陣だし、演技も悪くはない。原作は読んだ事はないが、賞を獲るくらいだから悪くはないのだろう。 悪いのは多分監督をはじめとした演出スタッフだろう。 緊張もせず笑えもしなかった、中途半端なとんだ冗談映画だった。
・「癒しの中の癒しを堪能できる映画。」
最近の医療ドラマはガツガツした若手医師を描いたものが多かったが、医療問題という難しいテーマを真正面からとらえ、多彩なキャストでわかりやすく作られているのがこの映画の魅了ではないかと思う。特に阿部寛演ずる白鳥はシリアスな役目を負いながら、プライドの高い医師たちとぶつかりあっていく様が面白いし、竹内結子演ずる田口は喜怒哀楽を持つ人間味あふれる医師を醸し出している。続編を作って欲しいコンビである。
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