ツールボックス・マーダー
トビー・フーパー(監督), アンジェラ・ベティス(俳優), ブレント・ローム(俳優), ジュリエット・ランドー(俳優), ジェイス・アンダーソン(脚本), アダム・ギーラッシュ(脚本)
● ホラー三昧
・「久方ぶりにフーパー復活を予感させる隠れた傑作,」
内容は研修医の旦那と教師の妻の若夫婦が安さに魅かれ、歴史あるラスマンアパートに引越します。しかしそこはいわくつきのアパートでした・・70年代〜80年代に悪魔にいけにえ、スペースインベーダー、スペースバンパイア等の相次ぐスマッシュヒットでホラー映画界の巨匠に君臨することになったトビーフーパー監督。しかし近年はさっぱり冴えず、もう過去の人という認識で期待することなく見ていたのですが、リメイク作品とはいえ、これは予想に反して面白かったです。大工道具を駆使して殺人を繰り返す一風変わった殺害方法、アパート自体の構造の謎、謎の殺人犯の正体など謎解きとホラーが見事に融合しています。特に終盤のスピーディーな展開に残酷シーン(といってもグロ映像は必要最小限に。その辺のさじ加減は流石巨匠です)は見ごたえ満点で、昔の作品ような金はかかっていないけど最後まで緊張感溢れる映像にフーパー復活を感じさせる隠れた傑作だと思います。
・「なかなかの怖さ!」
結構エグかった。最初の方はあんま怖くないやんとか思って見てたけど後半は思わず目をそむけてしまう場面もあってよかった。顔をまっぷたつにされるシーンとか硫酸をかけられるシーンとか特に。私は好きです。こういうの☆
・「うおおおぉぉ・・・(何)」
エ、エグイ・・・(泣)ヘルレイザーよりエグイ・・・(沈)見た目はもろにホラーですが、前半はサスペンス風味です。そして後半が物凄くエグイです(泣)特に頭蓋骨粉砕機で頭を固定された男性が顔に硫酸(なんでしょうか?)掛けられて殺されるシーンが(震)しかもドバーじゃなくてパッパッパッて感じなんです。おっさん筋肉(それ以上)見えちゃってるYO!!痙攣してるYO!!(号泣)他にはドリルで頭に穴を開けたり、首ならまだ許せるのに(!?)顔半分切ったりとか・・・釘打ち機で狙い撃ちとか・・・巨大なハサミで背骨を切断したりとか・・・(個人的にかなり嫌)股かっさばきマシーン(意味不明)とかです・・・うう、ていうかこんなグロイ説明は有りなのか(知らん)ホラー映画だからしょうがないですが、結構ネタをパクっている感じがします・・・あと、難解過ぎるのも困るけどもっとアパートの謎を濃くして欲しい。予想では2が出ると思います。というか、出なかったらあの終わり方は有りなのか(笑)そして関係無いけどエンディングの曲大好きです!!(笑)
・「意外とマトモな作品でした。」
ジャケットと予告を観る限り、凄く残酷そうなイメージがあったのですが意外とマトモな作品でした。スプラッターあり、ミステリーあり、古風な建築物あり、オカルト・テイストありです。元の映画は未見ですが、本作をルチオ・フルチ監督系のホラーかと思っていたら、どちらかというとダリオ・アルジェント監督系の映画でした。「インフェルノ」に近い雰囲気だと思います。しかし、ミステリーとしては謎解きの面白さはありません。また、狂気を描くのにも物足りなさを感じます。「ファンハウス」以外のトビー・フーパー監督作品はほとんど観ているはずですが、中の出来でした。
・「初心に返ったか?トビー・フーパー。」
デニス・ドネリー監督の78年のオリジナル版では主人公が「ベン・キングスレー」という名前だったのだがさすがに替わっていたのには笑った。内容的にも「凶器が日曜大工用品」というプロット以外の共通点は希薄。と、いうかストーリーがどうのとか、テーマがどうのこうのとか深く考えない方が吉。
個人的にはトビー・フーパーのハッチャけた演出をもうちょっと期待していたのだが、まあまあ楽しめる、といったレベル。それでもこういったIQの低い、またはマーケティング屋が見向きもしないジャンルの新作は貴重なので、生暖かく見守らなくては。
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