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▼海の名前:詳細

海の名前

海の名前
中村 庸夫

▼クチコミ情報

・「海の蒼さと深さにふれられる写真集
 海はあらゆる存在をのみこみ、かつ生み出す母胎をあらわすものだそうですが、そのことを実感させるように、どこか懐かしい気分になります。 現代を生きる私達は、誰もが多かれ少なかれ、何かに追われてあくせくした毎日を過ごしていることだと思いますが、何も望まない、何も求めない、――何も失くさない、何も怖くない。そんなカタチがあってもよいのかもしれない、と思えるような静かで穏やかな写真が満載です。 イチオシです!

・「実は部外者だが
実は、ある件で船舶のことをいろいろ調べているうちに、この写真集に出会った。最初は「海の名前の由来のうんちく」かなと、不届きなことを考えて読んでみたのだが、これは実に素晴らしい。地球上にはまだまだこうした美しい_(モチロン、写真家の技術は素晴らしいのだが)海があることをまざまざと「理解」させられたのである。普段、都市生活をしているとこうした広大な(地上以上に広大な)世界に出くわす事がないため、余計にそう感じてくるのである。

・「海をもっと好きになれる本
視覚的・感覚的な「好き」を超えて、さらに海がいとおしくなる1冊。魚や海獣たちは、本能で海を知り尽くしてるかもしれない。だけど、この本は、ヒトにだけわかる喜びを味うことができる。

・「海。海。海。
かつてこれほどまでのビジョンで海を網羅し、我々に語りかけてくる鮮明なクォリティで海にアプローチでき得る書籍があっただろうか?心まで清浄に洗われるかのような紺碧の239枚の写真が、ページをめくるたびに世界中の海へと私たちをいざなってくれる。

本書は私が出会った海をテーマにした写真集の中で最も洗練され、またもっとも感性を刺激した、ひとつの美の境地である。

しかし本書はただの写真集ではない。海に関する言の葉を網羅し、ひとつひとつの説明から語源まで深く掘り下げて紹介している。それが本書のタイトルの所以であり、ありきたりな海の写真集とは一線を画する点だと言える。しかもその情報量はまるで辞書のように膨大で、まさに知性の海である。

美と知が織り成す至福のハーモニーを是非、あなたのお手元へ。

・「こういう本を書く生き方は素晴らしいですね
 「海」に関する美しい写真集です。私の解説などより本書を手に取って頂くのが良いでしょう。感動したいくつかの点を紹介しましょう。

 ・ポセイドン(Poseidon)とネプチューン(Neptune)(P. 18)・・・両者とも海の主神ですが、前者はギリシア神話、後者はローマ神話が出典です。

 ・ミクロネシアのサンゴ礁の無人島(P. 28)・・・もう、とろけてしまいそうな気持ちになる島の写真です。透き通った海、青い空、白い浜辺に椰子の木という使い古された言葉が実はいかに素晴らしい風景を表しているかを再確認してしまいます。

 ・パラオ・ロックアイランド(P. 30-31)・・・パラオ松島と称えられる多島海の写真です。「ナンダコレハ?」と思わずハニワになってしまう素晴らしい風景です。

 ・フロリダ半島沖のメキシコ湾流と沿岸水の潮目(P. 34-35)・・・映画「ファインディング・ニモ」に東オーストラリア海流が登場して、なぜトンネルのように描くのか?と思いましたが、この写真を見て納得しました。海が真っ二つじゃないですか!!

 ・潮風(P. 52)・・・スバラシイ!まるで水墨画の世界を見るようです。この色合い、脈動感には絶句。

 ・白砂青松(P. 158)・・・天橋立の写真ですが、さすが日本3景ですね。正直、名前は聞いてはいましたが、これほど美しい場所とは想像していませんでした。ディスカバーリーご近所にぜひ行きたいと思います。

 本書の作者である中村氏は子供の頃の興味・関心を活かして水中写真家となります。今年(2004年)で55歳でしょうか。ふとしたきっかけから海の雑誌に写真が使われるようになった、とのことですが運もおありにあるのでしょう。収入が安定化するまでは大変だったかもしれませんが、こういう生き方をされる方は素晴らしいですね。

・「海好きの人に
本書の魅力は、なんといっても美しい写真にある。本全体で海のブルーが卓越している。構成は、分野別の事典といった体裁で、「七つの海」「風力階級」などという海の用語が羅列してある。もちろん索引で調べることもでき、海洋事典としての機能もある。

面白かったのは、「風力階級」である。陸用もあるが、海用はロンドンの会議で定められたそうだ。風速などではなく、全装帆船(シップ型)が何ノットで走る事ができるかで定めたのだそうだ。しかも写真の解説が添えてある。

風力0ではポルトガルのサグレスの帆が、ダランと垂れており、風力4ではチリのエスメラルダが快走している写真が載せてある。(よく考えると、両船とも写真で見る限りシップ型ではないけれど・・まあ良いか・・)海と船の好きな人は、一日中眺めていても幸福でいられる本であろう。

・「一瞬にして、海へ行ける!
とにかく海がきれいで、素敵な写真ばかり!「海のおいたち」や、波の1つ1つの詳しい解説、方言的な名前まで、海に関する言葉を網羅してある。また写真も、海を上から見たところ、横から見たところ、中から見たところなどなど…様々な角度から、海の見せる一瞬の表情を写し出している。自然が作り出した海の「顔」「色彩」の世界に遊びにきてみませんか?

海の名前
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