・「君を忘れない」
思春期や高校受験といった困難な時期に描かれた詩や絵は
僕の心の奥に突き刺さった。
迷ったり恋をしたり、もがきながら生きるかまちに
いつしか自分自信を重ね合わせて読んでいた。
ああ!かまち!かまち!
もし君が今生きていたら
この狂ったような世界を君はどんな風に描いただろう?
君はこの世界がどんな風に見えるのだろう?
世界に疑問を持って生きているすべての人にこの本を読んでほしいです。
・「感性を揺さぶられる作品集」
かまちは「何かを表現する」という行為に関して、神童であり天才でした。そしてあまりにも早熟で、わずか17年間の人生を奇跡のように駆け抜けました。
かまちの残した膨大な作品に触れるとき、僕は10代の頃の自分の感受性を取り戻します。かまちと共に悩み、苦しみ、喜び、哀しみ、怒り・・・心の奥底に封じ込めたはずの若い心の叫びが、目の前にありありと甦ります。それは、彼の絵や詩が死後30年近く経った今でも一切風化せず、またその若々しい思想の芽が微塵も失われていないためです。
かまちの絵や詩は決して完成された芸術作品ではありません。若々しく荒々しい激情がストレートに表された、非常に原始的ともいえる作品ばかりです。
しかしだからこそ、彼の作品は真っ直ぐに我々の心に飛び込み、我々の心をかき乱し、失いかけている「純粋」を思い出させてくれるのです。
本物の芸術家とは、かまちのような人のことなのかもしれません。
ただ、残念ながら今かまちの作品を観ることのできる機会は非常に少ないと思います。恐らくここで紹介する本も増刷されることはないでしょう。そして山田かまちという若き天才がいたことは、我々の心の中から次第に忘れ去られていくのかもしれません。大人が若かった頃の感受性を失っていくように・・・。
芸術に触れることの喜びや大切さを忘れないためにも、僕はずっとかまちの作品を胸に抱いて生きていきたいと思います。昔の自分自身を忘れないためにも。
この本は大切な宝物です。
・「「17歳の真実」」
「嘘をついて おとなっぽく ふるまってやれ」絵も詩も心を表すかのように混沌としているが、「17歳」とはつまりこういうことなのではないだろうか? ・・・・いや、そもそもこうあるべきなのだ17歳とは!!
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